別冊文藝春秋 電子版20号

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あらすじ

別冊文藝春秋(通巻336号/2018年7月号)

今号は新連載が二作。矢月秀作さんの「刑事学校2」は大分県警の刑事研修所で現職の若手警官を一人前の刑事に育てるべく熱血指導する教官の奮闘を描いた痛快な警察小説。望月麻衣さんの「京洛の森のアリス2」は舞妓になることを志した少女が京都らしき土地に迷い込んで巻き込まれる不思議な出来事の数々を描いた心躍るファンタジー。両作品ともに、多くの読者から愛される人気シリーズ待望の第二弾です。柴田よしきさん、中路啓太さん、谷瑞恵さんの連載は今号で終了です。

【今号の目次】
◆新連載◆
矢月秀作「刑事学校2」
望月麻衣「京洛の森のアリス2」
◆連載小説◆
藤沢周「あじゃりあじゃらか」
門井慶喜「空を拓く」
中島京子「夢見る帝国図書館」
青山文平「跳ぶ男」
千早茜「神様の暇つぶし」
本城雅人「崩壊の森」
葉真中顕「セルロイド」
知念実希人「レフトハンド・ブラザーフッド」
深緑野分「スタッフロール」
夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
◆連載終了◆
柴田よしき「高原カフェ日誌2」
中路啓太「ゴー・ホーム・クイックリー」
谷瑞恵「まよなかの青空」
◆エッセイ・フォトエッセイ◆
北尾トロ「今晩泊めてくれないか――東京ヤドカリ漂流記」
武田花「ポップス大作戦」