マスコミと官僚の小ウソが日本を滅ぼす
高橋洋一 968円
あらすじ
マスコミはバカで無自覚に小ウソをつく。
官僚は周到に姑息な小ウソをつく。
その積み重ねが日本を壊す!
・財務官僚のチョンボが「首相の関与」に
・「総理の意向」文書、実は2流、3流品
・特区報道の間違い「今さら訂正できない」
・財務省と厚労省が得する「年金が危ない」
《主な内容》
国を壊すマスコミと官僚の小ウソ――はじめに
第1章 大ウソに乗ったマスコミの小ウソ
第2章 小ウソをかくす「疑惑報道」
第3章 最強官庁はチョンボの果てに
第4章 財務官僚の小ウソの手口
第5章 小ウソも見抜けない野党
第6章 財務省のマスコミ支配
《マスコミのつく小ウソとは、事象に無知なため無自覚につく嘘のことだ。また、官僚の小ウソとは自己保身、私怨などによる周到で姑息な嘘である。
無知のウソ、バカのウソ、保身のウソ、私怨のウソ……。
一つひとつのウソは小さなものであっても、その積み重ねが国を壊しかねない。》(「はじめに」より)
《森友学園問題の政府答弁では、交渉記録の保存期間は「1年未満」なので、保存していなくても「法令に即して適切に処理した」という答弁が連発された。
しかし、この「法令」という言葉がくせ者なのだ。「法令」を正しく定義すれば「法律」と「命令」で構成されている。法律は国会で作られるが、命令とは、政令や規則など官僚が作るものだ。
つまり、「法令に即して適切に処理」とは、官僚が自ら作った命令に従ったのだから正しいという「上から目線」だ。》(本書より)