異世界落語 4

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あらすじ

コミカライズ決定! 22歳で戦後最年少真打となった柳家花緑師匠も大絶賛! 【千早振る】など七席に泣き笑いする第4弾。

手違いで異世界に召喚された現代の噺家、楽々亭一福。
異世界落語を演じてサイトピアで多大な人気と流行を生み出しているが、
全てが好意的に受け取られるとは限らない。
魔族を登場人物にした噺で、逆風にさらされてしまうことも。
また、一福の高座の妨害を企てる吟遊詩人のセイ=ホウ。
隠れ里より使わされた魔法使い見習いのナナセ等、
一福の芸に懐疑の念を抱く者達も現れる。
批判に晒され、落語の真価が問われるが――。
そして、その裏で糸を引き、暗躍する魔族の手が、一福に忍び寄る。


朱雀 新吾(スジャクシンゴ):福岡県在住。関西大学卒業。大学時代は落語研究会に在籍。卒業後は伝統芸能に関わりたいとの思いから劇場などで大道具として働くかたわら、小説の執筆に勤しむ。

深山 フギン(ミヤマフギン):漫画家・イラストレーター。主なコミック作品に『オーバーロード』『未来デリバリー 小さなアシモフと緑の忘れ物』など。

柳家 喬太郎(ヤナギヤキョウタロウ):『今おもしろい落語家ベスト50』(文藝春秋)では第1位に選出されるなど、現在の落語界を牽引する一人。“今もっともチケットの取れない落語家"とも言われる。1963年東京都生まれ。 書店勤務を経て、柳家さん喬師匠のもとに弟子入り、落語家の道に進む。 2016年には映画『スプリング、ハズ、カム』で初主演を果たすなど活動の幅を広げている。