カトク 過重労働撲滅特別対策班

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あらすじ

「目標達成」と「働き方改革」の間で翻弄される日本のビジネスパーソンたち。
ブラック企業から人々を救え! 時代が待望した文庫書下ろし小説。

「カトク」とは、ブラック企業が社会問題化する中、大企業の違法な長時間労働を専門に取締る目的で、東京と大阪の労働局に作られた「過重労働撲滅特別対策班」の略称。
主人公は、カトクの最年少監督官・城木忠司。

ある過去の出来事がきっかけで、民間から労働基準監督官に転身した彼は、女性上司の村井真理班長の指導の下、今日もこの国の第一線で働く人々の苛酷な現実に誠実に向き合い、悩みながら奮闘します!

筆者は『狭小邸宅』はじめ、ブラック企業描写に定評のある新庄耕さん。
すべての働く人必読の、文庫書下ろし長篇小説です!