逆転の世界史 覇権争奪の5000年
著:玉木俊明 1,760円
あらすじ
◆目からうろこの意外な世界史、面白くなくては歴史学ではない!
世界史を5000年の長さでとらえると、国際的なヘゲモニー(覇権)をめぐる壮大なドラマが見えてくる。EUのような地域統合を先取りした中国を中心とする「先進地域アジア」を、劣悪な環境下にあった後進地域ヨーロッパがなぜ逆転できたのか。そして21世紀、再びアジアがヘゲモニー奪還に挑む構図は、この先どこへ向かうのか。人類の誕生、秦・漢の成立から、大英帝国、アメリカの時代、「一帯一路」までの興亡史をコンパクトかつスリリングに説き起こす、かつてない世界史解説書です。
○なぜか日本人は「アテネ」を過大評価している
○秦の始皇帝は、EUの先取りをして地域経済統合をしていた
○グーテンベルクの活版印刷発明は、経済の革命だった
○大英帝国が繁栄したのは「手数料資本主義」のおかげ
○アメリカは国連や世界銀行など国際機関を利用して世界の覇権を握った
○「一帯一路」では中国はヘゲモニー国家にはなれない……
「意外な真実」から世界の歴史の裏側を覗けば、現在の国際社会の秩序、未来の姿も浮き彫りになります。
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