【超実践・危機管理】財務次官、新潟知事……なぜ「偏差値高い系」は危機管理が下手なのか? 【橋下徹の「問題解決の授業」Vol.101】
あらすじ
橋下徹公式メールマガジン「学者やコンサルでは伝えられない橋下徹の「問題解決の授業」」を号毎に電子書籍化。
<今号の内容>
■危機的事態に適切な対応ができなかった二人の共通点
■「落選の達人」米山の演説はからっきし有権者の心を掴んでいなかった
■これが「偏差値高い系」が陥りがちな危機管理失敗の要因だ
■知事・市長は住民訴訟の対象! 弁護士でなければ僕は即破産だった
■被害女性から話を聞く前に、まずは財務省内部を徹底して調査しろ
■組織を守る一方、国民の代表として組織をチェックするのが政治家の役目
■告発を1年以上も放置したテレ朝の罪、古賀・望月氏のダブルスタンダード
■福田氏のセクハラ対応が最悪だったのも「偏差値が高い」人の典型
■なぜ売買春当事者に罰則がないか? それが分かれば米山知事は辞めずに済んだ
■偏差値が高い米山は実直さを出せずに、ずる賢い印象を与えてしまった
■危機管理の鉄則:「事実を認めた上で、ダメなら潔く退く覚悟」
<橋下徹メッセージ>
『独裁者』『民主主義の破壊者』と散々な言われ方をされてきた僕ですが、私人に戻った今だからこそ、皆さんにお話したいことがたくさんあります。府知事、市長在任中に、メディアで報じられたことは全体の中のほんの一部。しかも、いちいち訂正するのが間に合わないほどに好き勝手に報じられました。僕が何を考え、大阪府、大阪市の改革、そして大阪都構想を目指したのか。小さな弁護士事務所の代表から38歳で政治家に転身した僕が、いかにして数万人規模の役所組織をマネジメントしたのか。資金も組織もない中でいかにして政党を作り上げ、マネジメントしたのか。それまでの役所の常識・行動様式とぶつかり合い、いかにして前例のない大胆な改革を実行したのか。そういった本当に価値のある話は、メディアは報じてくれないんです。だから自慢話を織り交ぜながら(笑)、皆さんのビジネスに少しでもお役に立ててもらえればという気持ちで全てを話すためにメールマガジンを始めます。僕を散々に批判してくれた人たちとも、今まで以上に議論を戦わせていきたいと思っていますので、どうぞよろしく。