三分の理(ことわり)~ふろしき同心御用帳(五)~

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あらすじ

十年前、江戸市中を騒がせた“月夜小僧”。悪どい稼業に手を染める輩から金を盗み、貧しい人々に分け与えた義賊は、今でも語り草で、近藤信吾にとっても忘れ難い存在だった。ところがふたたび“彼”は現れた。「月夜小僧、今宵、推参」と書かれた果し合い状が鳥居耀蔵の元に届いたのだ!(表題作) 型破りの同心が人情と大法螺で事件を裁く時代シリーズ第五弾!