思想家ドラッカーを読む
仲正昌樹(著) 1,980円
あらすじ
「マネジメント」「リーダーシップ」「プロフェッショナル」といった言葉ともに、日本でも絶大な人気を誇る、経営学者・思想家のピーター・ドラッカー。
あまたの本がビジネス分野ならびに自己啓発分野において出版されてきたが、彼の思想的な側面はこれまで十分に掘り下げてはこられなかった。
本書は、ドイツ思想ならびに現代アメリカ思想、ポストモダン思想に通暁している、思想史家・法哲学者の仲正昌樹氏(金沢大学法学類教授)が、ドラッカーを“思想"という観点から書いた、これまでにない入門書である。
ドラッカーのテキストを精読することによって、その思想を整理し、さらには同時代の西洋思想史(自由主義、保守主義、ファシズム、社会主義、ユダヤ思想、等)のなかに置き直し、新たなドラッカー像を提示する。
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