ヴェネツィア商人から学ぶ金利論。知っておくべき金利の計算法、金利の歴史、複利効果と応用のしかた。
姉崎慶三郎/MBビジネス研究班 328円
あらすじ
さっと読めるミニ書籍です(文章量11,000文字以上 12,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の22ページ程度)
【書籍説明】
シェイクスピアの「ヴェニスの商人」は、今から400年以上前に書かれた戯曲です。
商人アントーニオは、困っていた友人に替わって、高利貸しのシャイロックから自身の肉1ポンドを担保に大金を借ります。
しかし、持船が沈没して払えなくなり、茶番な裁判劇が繰り広げられます。
とても荒唐無稽な劇ですが、登場人物を、貿易商、金融業者、ベンチャー企業、投資家、弁護士、などと読み替えると、古びた服の下に、みずみずしい現代の肉体が現れてまいります。
「ヴェニスの商人」は、見方を変えれば、すぐれた会計論であり、金融論であり、貿易論であり、経営論であり、ベンチャー論であり、投資論であり、グローバル経済論であったりします。
この原作の尽きない魅力をくみ上げて、原作から多くのことを学びたいと思います。
本書の設定は、機械装置メーカーABC株式会社の会議室に、勉強熱心な希望者が集まっている設定です。
講師はABC株式会社が、輸出入の通関などを依頼しているN社の女性担当者Fさん。
分かりやい解説が評判で、人気が高まっています。
今回のテーマは何でしょうか。会議室には多くの受講者が集まっています。さあ講師の登場です!
【目次】
1.「ヴェニスの商人」は金利の争いの物語
2.金利シミュレーション
3.アントーニオがシャイロックから金を借りたわけ
4.シャイロックは、アントーニオの船の難破情報を… 以上まえがきより抜粋
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