マジカル・シティ・ナイト(3) 魔法庁ウォーズ

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あらすじ

ベンたちを罠にかけたのは、ギャング団か、魔法庁か、それとも…!?

 魔術犯罪専門特捜官〈騎士(ナイト)〉のベンは、ふと気がつくと「災難(ミザリー)」という酒場のトイレの前に立っていた。そこで、ギャングの殺し屋である、忍者ハヤテとトロルのバレリー、市長専属の〈城(ルーク)〉リュウ、見習い魔女のナンナに出会う。五人は、なぜか身に覚えのない濡れ衣を着せられ、それぞれの組織から追われる身に……。さらに、身体を何者かに操られ、魔王の御寝所があるという地下777階へと向かわされる。いったい誰が、なんの目的で、ベンたちを操るのか!?
 大人気オカルト・ホラー・アクション、その第3弾が電子で復刊!

●朝松 健(あさまつ・けん)
1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、1986年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇など、幅広い執筆活動を続けている。2006年『東山殿御庭』が第58回推理作家協会賞短編部門の候補となる。近年は室町時代に材をとった幻想怪奇小説〈室町ゴシック〉、一休宗純を主人公とした〈一休シリーズ〉、妖怪と人間との心温まる交流をユーモアたっぷりに描いた〈ちゃらぽこ〉ほかの妖怪時代コメディなどを発表している。