知れば知るほど悪の世界史
桐生 操 495円
あらすじ
歴史に「絶対」はない……だからおもしろい!
学校で教えられる歴史だけが真実ではない。往々にして史実というものは、その時代の権力者の利害に沿って、ねじ曲げられてきたことが多いのだ。人の心が変わるように、歴史的事件に対する評価や解釈も、時代によって変化していくものなのである。(「はじめに」より)
第1章 歴史に秘められた人間のミステリー
第2章 残酷非道に生きた暴君&悪党たち
第3章 男を手玉に取った極めつきの悪女たち
第4章 奇人・変人たちの不可思議な世界
第5章 闇の中に暗躍する非情のスパイ群像
第6章 偽物に命を懸けた“天才”たち
第7章 秘宝をめぐる夢と欲望
●桐生操(きりゅう・みさお)
パリ大学(ソルボンヌ大学)、リヨン大学に留学。主にフランス文学、歴史を専攻。帰国後、西洋史人物の評伝を初め、歴史の裏面に隠された興味深いエピソードを次々と発表して、好評を博す。ミリオンセラーになった『本当は恐ろしいグリム童話』をはじめ、『世界ボーイズラブ大全』『世界エロス大全』『美しくもしたたかな女たちの源氏物語』『やんごとなき姫君たちの秘め事』『魔性のダンサー ローラ・モンテス』など、著書多数。