血まみれの中世王妃 イザボー・ド・バヴィエール
桐生 操 495円
あらすじ
百年戦争のさなか、血ぬられた権力へ執着する王妃の生涯
あらゆる淫蕩、陰謀に身をまかせ、フランス王である狂気の夫を裏切り、義弟と通じて私生児を産み、ついにはフランスを敵国イングランドに売って、王国を戦乱の嵐に投げこんだ悪徳の王妃イザボー・ド・バヴィエール。フランス史上随一の悪女といわれてきたイザボーの真実、そして聖ジャンヌ・ダルクとその時代について描いた傑作評伝。電子化にともない内容を大幅に加筆修正。
●桐生操(きりゅう・みさお)
パリ大学(ソルボンヌ大学)、リヨン大学に留学。主にフランス文学、歴史を専攻。帰国後、西洋史人物の評伝を初め、歴史の裏面に隠された興味深いエピソードを次々と発表して、好評を博す。ミリオンセラーになった『本当は恐ろしいグリム童話』をはじめ、『世界ボーイズラブ大全』『世界エロス大全』『美しくもしたたかな女たちの源氏物語』『やんごとなき姫君たちの秘め事』『魔性のダンサー ローラ・モンテス』など、著書多数。