無頼漢・真道明彦(4) 闇の慟哭

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あらすじ

拉致誘拐事件を追う真道は、やがて米中首脳会談の際に撮られた一枚の写真に疑問を抱く

 先立った妻と娘の墓参りに訪れた元週刊誌記者・真道明彦は、墓前にぬかずく一人の女と出会う。「生前、奥さまには大変お世話になりました」という彼女の美しさに、真道の心は揺れる。そんな折、真道が以前勤めていた大手出版社の社長令嬢が誘拐された。真道は極秘に捜索を始めるが…。長篇ハード・サスペンス第4弾。

●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。