赤い瞳のシェスタ(1)
霜島ケイ 495円
あらすじ
少年・リヤドは深紅の瞳の少女に出会う……彼女はその瞳ゆえに幽閉されていた皇女だった!
月の光の下、森の奥深くにある泉のほとりで、風を操る少年リヤドが出会ったのは赤い瞳を持つ少女シェスタ。彼女は、乱を呼び世を乱す魔性の星“蛍星”の運命をもつゆえに、皇宮の一室に幽閉されていたリィアン皇室の皇女だった。四百年の繁栄を誇った皇室が皇都カル・アラーンもろとも一夜にして滅ぼされるという事件ののち、商業都市ヴァリで傭兵部隊の一員として再会するふたり。皇室滅亡の陰で、かつて敗れ去ったはずの魔族が再び甦り暗躍するなか、シェスタの運命が動きはじめる…。
冒険ヒロイック・ファンタジー小説の傑作、「赤い瞳のシェスタ」シリーズ第1弾。
●霜島ケイ(しもじま・けい)
大阪府生まれ。1990年、『出てこい、ユーレー三兄弟』(朝日ソノラマ)でデビュー。主にファンタジーとホラーのジャンルで活動中。「封殺鬼」シリーズ(小学館)、「カラクリ荘の異人たち」(ソフトバンククリエイティブ)、「のっぺら」(廣済堂)等、著作多数。