ブルー・ソルジャー 完結篇

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あらすじ

吸血鬼と不死者の暗闘、そして地獄の魔王・千光が現れて…

 リリスとおれを抹殺すべく襲撃してきた吸血鬼“シャドー”と“ダーク”を、容赦なく葬り去った不死身の兵士“ブルー・ソルジャー”ことバイロン。だが、冷酷非情にして凄腕である、この不死者も味方ではなかった……。“シャドー”たちから救出した東堂知恵を監禁し、依頼主の命によりリリスと「取り引き」をするというのだ。
 はたしてバイロンの目的は一体何なのか? そして彼の背後に潜み、リリスに匹敵する力を持つ依頼主の正体が明らかになる!

 傑作吸血鬼浪漫シリーズ、最終巻となるその第6弾が電子で復刊! 文庫版ではカットされたノベルス版挿し絵をすべて収録した、まさに完全版。

●菊地秀行(きくち・ひでゆき)
1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー。1985年、『魔界行』三部作が大ヒット、人気作家の座を不動のものとした。伝奇・幻想・バイオレンス小説の第一人者。著作は300冊を超える。