極悪(2) 修羅場編

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あらすじ

金になるなら危険は厭わずの悪党探偵に一億円の依頼!? 組長の失踪した娘を探せ!

 石津研次はハイエナと呼ばれる悪党私立探偵。腕は一流で、金になる仕事しか引き受けない。その石津に成功報酬一億円の依頼がきた。行方不明になった暴力団沖田組組長の一人娘を探して欲しいというのだ。捜索を始めた石津は、最近沖田組が株の仕手戦で百億儲けたという情報を入手。その金に絡む政財界の裏取引に手掛かりがあると睨むが…。長篇官能バイオレンス第2弾。

●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。