「道徳自警団」がニッポンを滅ぼす

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あらすじ

文春砲、不倫狩り、自主規制……なぜ、彼らは「バッシング」に奔(はし)るのか?

ネット社会が生み出した現代のクレーマーである「道徳自警団」。
法律ではなく、道徳的であるか否かでものごとを裁き、テレビ局はもとよりスポンサー企業、雑誌社、ニュースサイトの編集部、市役所、町村役場、著名人、政治家、はては無名の個人にまで電凸、メール、FAX攻撃が容赦なく浴びせる。
現在ではそれに恐れをなした有名人が発言を自粛。これこそ現在の日本の「息苦しさ」の正体そのものではないか。
本書では具体例をもとに、このやっかいな現代のクレーマーとどう対峙するかの道筋を提示する。