昭和の遺書 魂の記録 週刊文春 シリーズ昭和(4)哀悼篇

購入した作品の読み方

あらすじ

生きる意味を教えてくれる91人の「最期の言葉」

●死を想う
・手塚治虫「隣へ行って仕事をする。仕事をさせてくれ」
・美空ひばり「今後の自分をこの時間によく考えて、私の人生の宿題としたいと思っております」
・山田風太郎「死ぬ事自体、人間最大の滑稽事かもしれない」
・寺山修司「墓は建てて欲しくない。私の墓は、私のことばであれば、充分」
●自死の選択
・円谷幸吉「もうすっかり疲れ切ってしまって走れません」
・太宰 治「美知様 お前を誰よりも愛してゐました」
・沖 雅也「おやじ 涅槃でまってる」
●言葉を遺す
・松本清張「自分は努力だけはしてきた。それは努力が好きだったからだ」
・向田邦子「お母さんを大切にして。私の分も長生きすること」
・植村直己「そろそろ晴れてもよいのに。天候は私に非情なり」
・白洲次郎「葬式無用 戒名不用」
・宮沢賢治「どうかこの我儘者をお赦しください」
●戦争と辞世
・山本五十六「やがてあと追ふわれなるぞ」
・伊藤整一「親愛なるお前様に後事を託して何ら憂いなきは、此の上もなき仕合せ」
・大石 清「では兄ちやんは征きます。泣くなよ静ちやん。がんばれ!」
・大西瀧治郎「吾死を以て旧部下の英霊と其の遺族に謝せんとす」