別冊文藝春秋 電子版14号
購入した作品の読み方あらすじ
別冊文藝春秋(通巻330号/2017年7月号)
今号は新連載が二作。青山文平さんの「跳ぶ男」。江戸の世に道具役の跡継ぎとして生まれた少年が、ひたすらに能の修行に励み、道を究めていく成長譚。北尾トロさんの「今晩泊めてくれないか――東京ヤドカリ漂流記」。節約のため東京の仕事場をたたんだ北尾さんが、友人の家を泊まり歩くノンフィクション。対談には、東山彰良さんと人気シナリオライターの虚淵玄さんが登場。台湾の伝統芸能に魅せられた二人の熱き創作談義をお楽しみ下さい。
【今号の目次】
◆新連載◆
青山文平「跳ぶ男」
北尾トロ「今晩泊めてくれないか――東京ヤドカリ漂流記」
◆対談◆
東山彰良×虚淵玄「台湾的遊戯」
◆短篇◆
彩瀬まる「薄布」
藤野恵美「淀川八景 自由の代償」
◆連載小説◆
千早茜「神様の暇つぶし」
中路啓太「ゴー・ホーム・クイックリー」
矢月秀作「刑事学校 博戯の代償」
樹林伸「東京ワイン会ピープル」
谷端恵「まよなかの青空」
倉知淳「文豪の蔵 密閉空間に忽然と出現した他殺死体について」
中島京子「夢見る帝国図書館」
三崎亜記「30センチの冒険」
知念実希人「レフトハンド・ブラザーフッド」
畑野智美「神さまを待っている」
伊吹有喜「ホームスパン」
深緑野分「スタッフロール」
島本理生「ファーストラヴ」
深沢潮「海を抱いて月に眠る」
柴田よしき「高原カフェ日誌 2」
夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
◆連載終了◆
貴志祐介「赤い雨」
山下澄人「ほしのこ」
櫛木理宇「AX」
飴屋法水「彼の娘」
近藤史恵「インフルエンス」
◆フォトエッセイ◆
武田花「ポップス大作戦」