犬がくれた「ありがとう」の涙 ある保護犬ボランティアの手記
購入した作品の読み方あらすじ
「抱いてほしい、かまってほしいと一生懸命アピールするけれど、
それは毎回かなわず、淋しくて淋しくてその孤独に耐えられなくなったときに、
感情をすてたのではなかろうか」
無責任な飼い主に飼育放棄され、痩せ細って体に傷を負ったパグ。
権勢症候群によって家族との絆に亀裂が生まれてしまったコーギー。
虐待を受けて心を閉ざし、人を恐れるようになった雑種犬。
障害を抱えて、次第に感情をも失ってしまったボストン・テリア。
長年、犬猫のボランティア活動としつけ教室を行う著者は、
悲しい運命を背負った犬たちと出会う。
人に傷つけられた犬たちが、再び人を信じ、
愛される幸せを手にいれるまでを描く感動のノンフィクション。