「で、結局何が言いたいの?」と言われない話し方
購入した作品の読み方あらすじ
「自分の考えをうまく伝えられない」と感じたことはありませんか?
実は、そう感じたことのある人は、社会人の88%にものぼります(第2回「ビジネスパーソンのコミュニケーション感覚調査/産業能率大学」)。一生懸命話しているのに伝わらない、思った通りに伝わらない、話しているうちに伝えるべきことがわからなくなるという人は、少なくないのです。
本書では、外資系コンサルタントやアナリストとして「顧客に伝えるスキル」を磨き上げ、現在は大学でビジネス・コミュニケーションを指導している著者が、仕事で必要な「本当に使えるコミュニケーション能力」を身につけるコツをやさしくまとめました。
ビジネスにおけるコミュニケーションでは、誤解なく、要点を簡潔に話すために、(1)目的、(2)受け手、(3)コストの3つを意識する必要があります。
そもそも「何のための話」なのか、「(1)目的」を理解していなければ、まとまりのない内容になってしまいます。
そして「(2)受け手」の頭の中を想像しなければ、ひとりよがりの支離滅裂な内容になってしまいます。
さらに、相手と自分の時間(「(3)コスト」)を意識せず、いたずらに話し続けていたら、時間泥棒になってしまいます。
本書では、ほかにも「打ち合わせ」や「会議」「プレゼン」など、さまざまな場面におけるコミュニケーションのポイントを紹介。
・打ち合わせや会議のゴールは、誰が、いつまでに、何をするのかを決めること
・プレゼンのゴールは、聞き手の成果につながること
・「ドリーム・アプローチ」で明るい未来を描く
この1冊で、「誤解なく、確実に自分の言いたいことを伝える力」が身につきます!