大前研一と考える“「マツキヨ」「ドンキ」事例で見る小売業の差別化戦略”【大前研一のケーススタディVol.30】

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あらすじ

■BBT大学提供ケーススタディ書籍化シリーズ第30弾
BBT大学学長大前研一が「もしも自分が●●企業の経営者であればどうするか」、注目企業を分析・戦略提案します。
「企業の経営状況はどうか?どこに着目し、戦略はどう立案するか?」と、経営の見方をケーススタディを通じて学ぶことができます。また、多様な業界を網羅したケースにより、各業界のビジネスモデルを学ぶという使い方も可能です。
本号では、競争が激化する小売業界において、トップシェア企業がさらなる成長を目指すために取るべき戦略を、2つのケーススタディを通じて解説します。

■もしも、あなたが「マツモトキヨシホールディングスの社長」ならばどうするか?
ドラッグストア最大手のマツモトキヨシは、首都圏を中心に展開し、充実した品揃えを武器に国内首位に位置してきた。しかし実質的にはイオングループに追い抜かれており、他の小売業態との競争も激化している。国内市場の成長が鈍化する中、取るべき戦略とは?・ドラッグストア業態はコンビニ・通販と並び、小売市場を牽引
・進む業界再編と寡占化
・ドラッグストア業界地図(ハピコム・マツキヨ・他)
・チェーン別の出店戦略/商品戦略
・鈍化するドラッグストア市場の成長
⇒今、必要な2つの戦略とは?

■もしも、あなたが「ドンキホーテホールディングスの社長」ならばどうするか?
国内トップの総合ディスカウントストア、ドン・キホーテ。独自のビジネスモデルにより、1号店の出店から連続して増収増益をあげ、現在も競合他社を大きく引き離すスピードで成長している。しかし専門小売業との激しい競争にさらされ、地方の競合企業も多数ひしめく。さらなる成長を目指すためには何をすべきか?
・国内最大手総合ディスカウント、3つの成長要因
・インバウンド需要を取り込む業態
・都市とは異なる地方展開の鍵となる商材
⇒同業/新たな競合との競争の中でさらなる成長に必要な、その特徴を活かした戦略とは?