主婦之友 第一巻 第一號
主婦の友社 110円
あらすじ
【電子版のご注意事項】
電子出版物には、現代では使用されなくなった表現や、差別的表現と受け取られかねない表現が使用されている場合もありますが、
これらは作品の時代背景や当時の事情を考慮し、かつ作品性・資料性を尊重するため、初出をもとに収録しております。
作品には差別的意図がないことをご理解いただけますようお願い申し上げます。
2017年主婦の友社は100周年を迎えます。
それを記念して大正6(1917)年2月に刊行された『主婦之友』の創刊号を電子化しました。
『主婦之友』は全国各地で大正デモクラシーが叫ばれる時代、東京家政研究会の創立者・石川武美によって大衆層の生活に根ざした生活技術啓蒙誌として創刊。
創刊号は、新渡戸稲造の『夫の意気地なしを歎く妻へ』をはじめ、
『お金を上手に遣う五つの秘訣』『共稼で月収三十三圓の新家庭』
『手軽な経済料理法』など現代においても興味を惹かれる記事が満載されています。
当時の人々の生活が瑞々しく感じられる貴重な史料ともなっています。
いつの時代も、読み手に寄り添う存在でありたいと、本を作ってきた主婦の友社の原点がここにあります。