最果てのパラディンIII〈上〉 鉄錆の山の王
あらすじ
ウィルが聖騎士となってしばらく。悪魔たちやキマイラを倒し、無法と困窮の《獣の森》には、人々の営為と笑顔が戻りはじめていた。しかし最果ての地に、再び邪悪の影が忍び寄る。季節外れの花が咲き乱れたことから始まる、森の異常。解決のため、仲間とともに《獣の森》の深奥に挑んだウィルを待っていたのは、森の王からの不吉な予言だった。
「鉄錆の山脈に、黒き災いの火が起こる。火は燃え広がり、あるいは、この地の全てを焼きつくすであろう」
滅びしドワーフの都、《鉄錆山脈》に眠る災いとは――? 新たな出会いとともに、再びウィルたちの冒険が始まる!
レビュー・口コミ(1件) 一覧へ
丁寧で真摯な、でも規格外に強い主人公に好感が持てる。繊細な心理描写、情景描写がすばらしい。
5点