とことん考える 人口減
購入した作品の読み方あらすじ
日本の人口は2008年の1億2808万人をピークに減り始めていて、国立社会保障・人口問題研究所は、2048年には1億人を割り込むと推計している。このため政府は2014年6月、「50年後に1億人程度の安定した人口構造」を目指すという基本方針を決定したが、そもそも人口減は問題なのか。本当の問題は、高齢者が多く、生産年齢人口が少なくなる人口構成ではないか。女性が子どもを産むこをを躊躇する社会環境ではないか。こうした視点から、「人口減」を考えてみた。本書は週刊エコノミスト2014年9月2日号の特集「とことん考える人口減」を電子書籍したものです。
主な内容は以下のとおり
・2040年代人口1億人割れの日本
・インタビュー ここが問題!ニッポンの現状
出生率の低い東京へ若者が集中 増田 寛也
「産めない」が年間20万人の異常 野田 聖子
・歴史は教える 近視眼的政策が招く人口問題
・どうなるニッポン1 低成長でGDPは減る?
・どうなるニッポン2 地方自治体は消滅の危機?
・どうなるニッポン3 移民の受け入れは進む?
・歴史は教える スウェーデン社会政策の源流
・どうなるニッポン4 年金、医療保険は維持可能?
・どうなるニッポン5 フランスをまねると出生率増?
家族政策の基礎も違う
・どうなるニッポン6 人手不足は深刻化する?
労働の担い手に進化するロボット
・どうなるニッポン7 コンパクトシティーうまくいく?
・歴史は教える ローマ帝国衰退とは無関係