まちづくり×インバウンド 成功する「7つの力」

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あらすじ

地元に眠っている“お宝"の観光資源を探せ!
先進的な事例が示す
成功をリードする「力」とは?

■この本で紹介している
先進的インバウンド事例
・岐阜県飛騨高山 キーワードは「普通であること」
・兵庫県城崎温泉 「花仕事」と「米仕事」を実践
・京都府かやぶきの里 共同体が支える景観
・佐賀県白石町 磨けば光る、眠れるポテンシャル
・東京都品川区 「英語少し通じます商店街」プロジェクト
・三重県松坂地区 サミットの遺産を創造する

■インバウンドを成功させる7つの力
1.考える力――インバウンドと公共哲学
2.示す力――地域の「未来予想図」を明確に示す
3.巻き込む力――「従う力」を持ったお節介
4.醸す力――利害を超えて地域を統合する
5.貫く力――ぶれることなく愚直に戦略を実践し続ける
6.売る力――価値ある「思い」を抱き、他者に与える
7.育てる力――次世代の若いリーダーにバトンを渡す

インバウンドは人口減少対策のための特効薬ではありません。しかし、観光立国革命への挑戦は、この国の社会の在り方、これまでのモノづくり中心の、規格大量生産社会、右肩上がりを前提にした国づくりの方向を転換させるだけの、そして国民の鎖国意識を変え、この国の真の“心の開国"を実現していく上での、そして縦社会の垂直的な社会構造を変えていく上での、大きなインパクトを持っていると思っています。薬ではなく、むしろサプリメント(栄養補給食品)のように、じわじわと、この国の人々のマインドの体質改善に寄与していくことと期待しているのです。(「はじめに」より)