七日の喰い神4

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あらすじ

六花のマガツカミを巡る戦いの終結!

「何度言ったらわかるの? わたしは六花じゃない--!」
大事にしていたウミネコのサキちゃんに逃げられ、傷心のラティメリア。七日とのやりとりもすれ違う一方で、“六花のマガツカミ”を巡るプロジェクトは最終局面を迎えようとしていた。
祈祷士協会解散を目論むGHQと、「最後の切り札」を楯に祈祷士たちを利用し、自らの悲願を遂げようとする紙燭龍之介。
すべての六花のマガツカミを集め、紙燭龍之介が成し遂げようとしていたことは、過去に囚われたおぞましい計画だった--。
運命と策謀に導かれ、ついにラティメリアたち「六花のマガツカミ」は集結する。
マガツカミにその身をすべて喰われ、それでも六花が望んだこととは。そして、六花が最後に生んだマガツカミ、ラティメリアの想いは。そして七日は--。
「決めた。私は、人間を喰うわ」
七日とラティメリア--人間と喰い神。彼らの戦いは終わり、雪はすべての者に等しく降り続く。
シリーズここに完結!

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。