龍のすむ家 小さな龍たちの大冒険
著:クリス・ダレーシー 660円
あらすじ
ウェイワード・クレッセント42番地。陶芸家のリズと娘のルーシーが暮らすこの家には、じつはてのひらサイズの龍がたくさんすんでいる。リズは陶器の龍に命を吹きこむことができるのだ。夜、部屋に怪獣が出たというルーシーのために、リズは新しく「番人の龍」を作る。名前はグラッフェン。体と同じくらい大きな本(龍の番人の手引書)をもって生まれてきたグラッフェンは、毎晩ルーシーの部屋で見はりをすることになるのだが……。はたして怪獣の正体は!? (『グラッフェンの冒険』) 町の歴史を見守ってきた図書館の古い時計塔。こわれても(たとえ幽霊が出たとしても)デジタル時計にするのは許せない。時計塔を残したいリズの強い願いから1匹の龍が誕生した。彼の名はゲージ、宇宙とつながる懐中時計をもった時の守り手だった……。 (『ゲージと時計塔の幽霊』) ドジでおっちょこちょいだけど正義感が強くていつも一生懸命な<グラッフェン>の初めての大仕事を描いた『グラッフェンの冒険』と、宇宙と繋がる懐中時計を持った時の守り手<ケージ>の物語『ゲージと時計塔の幽霊』の2作を収録!