日本人はどう住まうべきか?

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あらすじ

東日本大震災以降の大問題。
日本人の「住み方」について考える。

電力不足、災害対策、都市復興、高齢化…

現代人は「脳化社会」の中に生きていると喝破した養老孟司氏と、
ヒトの毎日の環境である住宅、都市の設計を行う建築家隈研吾氏が語り合います。

養老「建築界では、津波についてどう対策を考えていたんですか」
隈「驚くべきことに、津波に関してはノーマークだったんです」
養老「原発事故は絶対に起こらないというのと同じメンタリティですね」

隈「現在、僕たちが知っている都市というのは、アメリカが20世紀の最初に自動車と一体となって作ったものです」

養老「僕から見ればラオスとかブータンとかは世界最先端だね(笑) 石油を一切使っていない」