リブセンス<生きる意味>
上阪徹(著) 1,540円
あらすじ
高校生のときから起業を準備し、大学1年生のときに創業。25歳で最年少上場記録を5年ぶりに塗り替えたリブセンス村上太一社長。わずか1年足らずで、2012年10月からやはり最年少25歳で東証一部に上場。一直線に歩んできた彼は、なぜ、ベンチャーブームでもITバブルでもない今、最年少上場を果たせたのか?
爆発的な成長を支えたのは、画期的な「成功報酬型」「採用祝い金」のアルバイト情報サイト「ジョブセンス」だ。広告の掲載にはお金がかからず、バイトの採用が決ったときに初めて料金が発生。利用者には「お祝い金」が支給される。この「三方一両得」のモデルにより、高収益企業が誕生した。同様のモデルは100社近くが真似しているが、追随を許さない。
上場が決まった夜に、「からあげ定食」でひとりお祝い。いまでもワンルームに住み、仕事が好きだから休みなく働く。 会社が成長しても「ごく普通の25歳」のまま変わらない。平常心のままいられる秘密は、「幸せから生まれる幸せ」という経営理念にある。
25歳のまったく新しい経営者像から何を学ぶべきか。800人以上の経営者にインタビューしてきたライターの上阪徹氏が、「日本の閉塞感を打破するヒント」を描く。