「なんとかなる」ではどうにもならない定年後のお金の教科書

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あらすじ

老後貧乏、老後破産という言葉が聞かれるようになった昨今、もはや「なんとかなる」でどうにかなった時代は終わりました。

老後の安泰のため、貯蓄は必須です。
貯蓄の基本は「ムダをなくし、増やしながら、貯める」。

その究極の形が「国の制度」を徹底的に活用することです。
ですが、税制優遇やさまざまな給付などは、実は自ら申請しなければ得られないものが多くあります。

つまり、「国の制度」を知らなければ、得られるものも得られないということです。
会社員であれば給与の約25%を税金や社会保険料として支払っているのですから、得られるものはきっちり得なければ割に合いません。
しかし残念なことに、この国では国の制度を詳しく教えてくれる人がいないのです。
それは、民間保険会社や銀行員の人が国の制度を教えても何の得にもならないというのも一つの理由です。

この本では、公的保険アドバイザーという立場から国の制度を目一杯活用してムダをなくすこと、そして、お金に困らない老後生活を送るために「いくら必要」で「どう貯める」かまでをギュッと1冊にまとめました。

また、貯蓄計画のシミュレーションをするための「老後資金計画シート」ダウンロード、巻末付録として「知っておきたい公的保険の相談窓口と主な給付」もご活用いただけます。

【もくじ】

第1章 老後貧乏を抜け出すための方程式

第2章 老後生活は何にいくらかかるのか?

第3章 老後の収入を把握しよう

第4章 住居費の見直しは一番の節約

第5章 ムダな保険を見直そう

第6章 お金の貯め方・増やし方

巻末付録 知っておきたい公的保険の相談窓口と主な給付