自分を壊す勇気
立川志の春 1,366円
あらすじ
◆自分を壊してゼロからの修行
「やりたいことがあるけど、なかなか一歩が踏み出せない」
という人は、たくさんいます。
“やりたいこと”が趣味であれば気は楽ですが、
今の会社を辞めて、全力で向かい合わなければならないことだったら、
そりゃぁ、前向きなこと、後ろ向きなこと、辞める理由、辞めない理由をいろいろ考えてしまいます。
自分を壊す勇気って、ちょっと大げさかもしれませんが、
これまでのキャリアとまったく異なる世界に飛び込むには、
肩書や快適な環境を捨てる覚悟が必要になります。
それまで自分自身が思い描いていた「自分らしさ」や「個性」の概念を、
一旦壊す必要もあります。
いや、自ら壊すまでもなく、まずは徹底的に粉々に壊されるかもしれません。
それは大変なことです。
だって、しがみつくものがなくなってしまうわけですから。
でも、そうして新しい世界の流儀に従うことが、その世界で生きていく唯一の方法です。
たとえ傍からどう見えようとも、やりたいことに向かえているわけですから、
当人は幸せなんです。ただ必死なだけです。
私にとって、修業というのは
もやもやとした自分の中の「自分らしさ」や「個性」を叩き壊すことで、
新たなものを手に入れるために必要不可欠な過程
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