土方歳三記 四巻。近藤勇と沖田総司との別れ。歳三は一人官軍に斬り込む。

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あらすじ

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書籍紹介 
慶応三年(1867)十月、徳川十五代将軍徳川慶喜は朝廷に大政奉還をした。
しかし、討幕派の薩摩・長州らは徳川家を全滅させようと図り、朝廷は王政復古の大号令を下した。慶喜は京から大坂城に移った。
 新選組は伏見に陣を構え、徳川の最強軍団として戦闘に参加した。
幕府軍は惨敗した。新選組も大坂へ逃げ、さらに江戸に戻った。
慶喜はあくまでも恭順の姿勢を貫いたが、幕臣の中には徹底抗戦を主張する者もいる。近藤勇と土方歳三は新選組をまとめ直して、甲府に出兵した。しかし、甲府でも官軍に負けると、試衛館以来の仲間も近藤から離れて行った。
歳三は近藤を励まして、官軍と闘い続けようとするが、近藤は捕えられ、斬首の刑に処せられた。
歳三が実の弟のように可愛がった沖田総司も肺結核に侵されて死んだ。
歳三は独りになっても戦いをやめなかった。江戸を脱出して会津へ行き、さらに仙台へと、転戦した。旧幕臣の榎本武揚・大鳥圭介らとともに函館に向かい、五稜郭に立てこもった。
しかし、官軍の勢いは日増しに強くなる。最後まで抵抗した旧幕臣達もついに降伏を考え始めた。
歳三は、独り、官軍の陣営に斬り込んで行く。

目次
一 竜馬暗殺
二 王政復古の大号令
三 墨染の銃撃 
四 鳥羽伏見の戦い… 以上まえがきより抜粋