後悔のすすめ。後悔を先回りして悔いのない日々を。ちょっとオタクな、お坊さんが考えたこと。

購入した作品の読み方

あらすじ

10分で読めるミニ書籍です(文章量13,000文字程度=紙の書籍の26ページ程度)

「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。

まえがき お初にお目にかかります。

網野ホウと申します。
自分は寺に生まれ、寺に育ち、そちら方面の学業を修めて、父親を師匠として寺の仕事をして20年くらい経ちました。
結婚して息子も一人いる40代半ばです。


子供のころはアニメや特撮に夢中。テレビゲームが流行った時代には自分も夢中になりました。
今でも楽しんだり情報収集したりもしますけど(苦笑)。

ゲームや漫画に夢中な子供を目の当たりにする親たちは、いろんな知識を身につけてほしいがために
「そろそろゲームはやめなさい」「漫画じゃなく本読みなさい」
そしてそれが「勉強しなさい」に発展していくわけですが、自分もよく言われました(笑)。


今から20年くらい前でしょうか、あるニュースを目にしました。
音楽関係の学校を卒業してピアノの教師になった女性がいました。
その方はそれからは何年か経ち、とある公園の中に車を止めその中で生活するようになりました。
やがて車はガソリン切れ。公園の水道で飢えと渇きをしのいでたものの、結局はその車の中で亡くなられたようです。


それまでは寺の仕事をしていてもそんなサブカルチャーにまだ夢中で、本職である寺の仕事をそのように思わず、家のお手伝い感覚で仕事をしていた自分にはショ… 以上まえがきより抜粋