運を活きる : 「一息の禅」が心を調える

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あらすじ

逃げなさい、悩みなさい! 良運も悪運もない、大切なのは受け止める覚悟。
曹洞宗大本山總持寺で大人気の参禅講師が語る、深く生きる道。

「禅とは、一言でいえば、根っこではないかと思います。
かつては、お釈迦さまも私たちと同じように、自分の根っこを見失った日送りをしていた。それゆえに、苦しみに引きずられたり、悲しみに迷わされたりもしていたのです。

しかし、お釈迦さまは自分に根っこがあることを信じ、根っこに気づき、そして、根っことしっかりつながった歩みを進められた。

私たちも、まず、根っこが自分にあると信じることからはじめてみよう。
そこに自ずと、お釈迦さまと同じものの見方ができてくる。
その歩みのなかで、必ず、生きる勇気を持ちつづけることができる。
いま、私たちは、お釈迦さまと同じ一本の道を歩んでいる。」