エクセル・パワーポイント・ワード ビジネス活用の大原則

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あらすじ

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「明日までに、1月の各支店の売上金額を表にまとめてくれないか」
上司からこんなエクセルの仕事を頼まれたとしましょう。さあ、あなたならどうしますか?エクセルを起動して、脇目も振らずに入力を開始していませんか?エクセルで表を作るとなると、いきなりがむしゃらに入力を始める人は多いものです。

でもちょっと待って。やみくもに入力を始めるのではなく、まずは表のレイアウトを頭の中で整理してほしいのです。まず、決めておくべきことは、項目見出しの取り方です。表の見出しには縦と横の2つの方向がありますね。この例であれば、支店名と時系列、皆さんは、どちらを縦でどちらを横の見出しに指定しますか?見出しの方向なんてどちらでもいいんじゃない?と思ったそこのあなた、ぜひ本書をお読みください。縦と横の項目見出しに何を持ってくるかは、明確なルールがあります。決して適当に決めていいわけではないのです。

このように、エクセルの表の作り方には「ルール」や「型」があるのです。まずは、この型を理解しましょう。パワーポイントやワードも然り。プレゼンテーションの作り方やビジネス文書の書き方にも、やはり同様に一定の「型」があります。その型に当てはめてゆけば、ちゃんとスムーズに作成できます。実際、皆さんの周りにいるデキると思われている人たちも、実は似たような「型」を用いて対応しているのです。チームで行う作業も、みんなが同じ型を共有するからうまく連携できるのですね。(はじめにより)

本書は、この春、社会に出たばかりという方からすでに実務に携わってい