蒼茫の聖歌 ~歌シリーズ・大海編~

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あらすじ

大海を守護する妖精王であるシーナの王によって父の死を予言されていたキャロラインは、常に愁いを帯びた暗いまなざしをしている。その影に心を取られたのは、宰相秘書のクリオスと、王太子のタロス、そして国王。やがて祖国を悲劇が襲う。蛮族と恐れられる騎馬民族ネクスンが、隣国エナトリア王国を動かしてマクロドス王国に襲いかかってきた。あっさり祖国は滅び、キャロラインとクリオスは離れ離れに。想う合う二人は、愛を胸に祖国奪還を誓う。