人生は「捉え方」しだい
加藤諦三 1,430円
あらすじ
よく「変えられないのは過去と他人、変えられるのは未来と自分」と言う。
そして多くの人は「それはそうだろうな」と思う。
ただ「どう変えてよいのか」はなかなかわからない。まず「変える」ということがよく理解できない。
たしかに過去は変えられない。そして過去から被った影響も変えられない。
しかし過去という事実の解釈は変えられる。そして「未来は変えられる」。そのことの意味は、じつは「過去という事実の解釈を変える」ということでもある。
(「はじめに 未来は変えられる」より)
過去は変えられなくても、その「捉え方」があなたの未来を変えていく。
ニッポン放送系列「テレフォン人生相談」のパーソナリティーを40年以上務めてきた著者が、現代人を悩みから解放し得る「楽観的解釈」のしくみを追究する。
悩める心に風穴をあける、後悔しない生き方のススメ。
第1章 いくつもの事実
事実はゆらぐ/人は「見たいもの」を見る ほか
第2章 苦しみの正体
思い込みの恐ろしさ/病苦と病気は違う ほか
第3章 自分を変えるということ
「辛い! 辛い!」と大騒ぎする人/親との関係/
心配は勝利せず ほか
第4章 悩む性格 乗り越える性格
価値観の呪縛/偏見を持つ理由 ほか
第5章 過去と向き合う
楽観的な兵士たち ほか
第6章 新しい人生を開く
状況に左右される私たち/視点を増やす/
注意に注意せよ ほか