〈シグマフォース・シリーズ6.5〉タッカーの相棒
著:ジェームズ・ロリンズ/翻訳:桑田健 275円
あらすじ
〈シグマフォース・シリーズ〉初の短編! これまで明かされなかったシリーズとシリーズを繋ぐブリッジ・ストーリー。第3弾は、『ギルドの系譜』で初登場の、元陸軍レンジャー部隊のタッカー・ウェイン大尉と軍用犬のケインが主人公。
シグマフォース・シリーズ7『ギルドの系譜』で、元陸軍レンジャー部隊のタッカー・ウェイン大尉と軍用犬のケインは、シグマフォースと協力して事件の解決に大きく貢献した。タッカーが陸軍を除隊になり、ケインとともに世界を放浪していたことは『ギルドの系譜』でも触れられていたが、一人と一頭はただのんびりと観光を楽しんでいたわけではない。
ザンジバルでグレイたちと出会う約四カ月前、タッカーとケインはハンガリーのブダペストで、ある事件に巻き込まれていた。そこで彼らが命を落としていたら、『ギルドの系譜』におけるグレイたちの任務の成功はなかっただろう