間違いだらけのビジネス戦略
あらすじ
2014年から日本マクドナルドHD社の業績は、絶不調です。
一方、モスフード社(モスバーガー)が好調だと言われてきたのですが、そうではありません。
敵失につけいることができないばかりか、20年間まったくといって成長できていません。
ヤマダ電機の「成長限界」について、私は2014年末に指摘していました。
15年に入ると、はたして「大量閉店」という大きな動きが出ました。
一方では、ヨドバシカメラがネット通販でアマゾンに肉薄する勢い、群を抜く好調はなぜでしょう。
スカイマーク、ソニー、シャープなど、「男を下げた経営者」が見られたかと思うと、
日本電産の永守重信社長や古森重隆富士フイルム会長など、「うっとりするような」名経営者もいます。
トヨタやセブン&アイは上手くすると次の大発展に進む戦略的岐路に達しています。
選んだ道は、果たして大発展に通じているのか。
出店数を7倍にしたヤフーに対して、楽天が繰り出した対抗策は評価できません。
これらのように有名企業と言えども、戦略をひとつ間違えるとたちまち窮地に陥る時代です。
本書は、今年話題になったビジネスシーンにおける様々な事象を、
「戦略的観点」から分析し、その戦略への提言をまとめたものです。
ビジネスシーンのリアルな出来事から失敗や成功の要因を探ることで、
戦略的視点が磨かれ、あなたの会社のビジネスに活きてくるでしょう。
CHAPTER1 戦い終わり日が暮れて
CHAPTER2 戦略を誤ると名門企業も崖っぷち
CHAPTER3 今年のワースト経営者は誰だ?
CHAPTER4 プロ経営者がブーム? 企業文化を根こそぎにする猛者たち
CHAPTER5 卓越した戦略経営者に学ぶ
CHAPTER6 吉か凶か、繰り出した戦略大技はどう着地する?
CHAPTER7 変わるビジネス環境、生き残り勝ち上がれ
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