離れて暮らす親のもしもに備える本

購入した作品の読み方

あらすじ

親の通院、介護、片付け、保険、葬儀、お墓、相続、遺言
自分の仕事、職場、家族、兄弟、お金

「もしものこと」はいつか必ずすべての人にやってくる。

下流老人に陥ってしまう最大のきっかけといわれるのが、親の介護のために離職を余儀なくされるというパターン。

一夜明けると親の問題が勃発して、それまで考えていた人生とはまったく過ごし方が異なるものになってしまうということが年間10万人に起こっているのです。
急にキャリアをあきらめなければならない状況は、可能な限り回避したい。
本書では、遠距離・近距離にかかわらず、親と離れて暮らして仕事をし家庭を営んでいる生活を続けていきたい方にとって、知っておくべきいくつもの知恵を取材や調査を通じて明かしています。

本書のゴールは、「親のもしも」をシュミレーションし、親には少しでも長く自立していてもらい、キャリアを継続していくための環境を整えていくことです。

後半では「介護」や「死」など、もしものことが起こった時のために最低限押さえておくべき対処法などが書かれており、資料編は実務的な資料集としても利用できます。