Pen+台湾カルチャー・クルーズ

購入した作品の読み方

あらすじ

台湾と日本で活躍する写真家と作家が、「路地」「食」「人」「言葉」の
4つのテーマでコラボし、台湾の日常を浮き彫りにした〈ローカル・トリップ〉。
人気グラフィックデザイナー、アーロン・ニエのスタジオを訪ね、
ヌーベル・キュイジーヌの寵児、アンドレ・チャンと美食クルーズ。
台北の名建築を見て歩き、老舗のギャラリーで現代アートを堪能。
メイドイン台湾のプロダクトが揃う文房具店や雑貨店に足を運び、
泊まるべきは、いま、最も台湾カルチャーが体感できるホテル。

俳優の張震(チャン・チェン)は、台湾映画の現在と未来を見据え、
歌手の陳綺貞(チアー・チェン)は、台湾のポップミュージックシーンを振り返る。
人気作家、呉明益(『歩道橋の魔術師』著者)が、辻村深月と文学について語り、
白先勇、七等生、ソウ・タクライといった作家の名作短編(本邦初訳)をまるごと収録。
日本統治時代、戒厳令下、民主化といった時代ごとに、3人の作家が台湾史を詳述し、
4つの時代に分けた年表と大ヒットした台湾映画をもとに、台湾の歴史を学ぶ。

日本と台湾のクリエイターが一緒につくった本誌には、
盛りだくさんの台湾カルチャーが、ぎゅっと凝縮されている。
さあ、この一冊を手に、カルチャー・クルーズに出かけよう。