三津留ゆう(著)/佐藤ヒロシ(イラスト) 2件 人気順 新着順 わたしのよろこび 三津留ゆう(著)/佐藤ヒロシ(イラスト) 28歳の翔子は夫の浮気に落ち込んでいた。幼稚園から大学まで女子校で、親の勧めで見合い結婚した翔子は、温室育ちで誰の指示もなければ行動を起こせない従順な女だった。夫を振り向かせるべく、刺激を受けようと、友人のフリーライター・千穂に誘われて、SMショーを鑑賞することに。女王様の紅緒に魅了された。歳は翔子よりも10歳ほど上だろうか。物憂げな睫毛が縁取る切れ長の目、艶やかな長い黒髪、黒いラバー素材のレオタード。きわどい角度のハイレグからすんなりと続く長い脚を、黒い編み上げブーツが包んでいる。長身のその女性が、真っ赤に塗った唇でこちらに向けて微笑んだように見えて、翔子はドキリとする。そんな女王様がM女をムチやロウソクで責める姿に夢中で見入ってしまった。終了後、下着はグッショリと濡れていた。翌週もクラブを訪れた翔子は紅緒と2人きりで……。 110円 妻恋 三津留ゆう(著)/佐藤ヒロシ(イラスト) 平島健嗣がアーティストを志したのはある女性がキッカケである。高校3年生の春、隣の家に年の離れた夫婦が引っ越してきた。妻・加来蓉子は38歳に見えない美貌の持ち主で、蓮っ葉で垢抜けた雰囲気をまとっていた。夏場になり、薄着になるにつれて熟れた魅力が浮かび上がり、近所の男たちにとって憧れの的となった。健嗣もその美しさに魅せられる。夏期休暇中のある日、自室の布団で寝そべっていると、隣家からギターの音が聞こえてきた。蓉子が窓辺でギターを弾いていた。だが健嗣は彼女の姿に思わず見入ってしまう。蓉子は乳首が透けるほど薄手のTシャツ姿だったのだ。その後、ナイロン地のシュミーズ1枚で昼寝している姿など刺激的な彼女を何度も盗み見ていた健嗣だったが、今度は驚いたことに、オナニーをしている彼女と目が合ってしまった。蓉子が「お、い、で」とつぶやいているように見え、フラフラと隣家に吸い寄せられていき……。 110円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 三津留ゆう(著)/佐藤ヒロシ(イラスト)