横尾湖衣 35件 人気順 新着順 日本の心を探る(二) 横尾湖衣 日本というものがだんだん希薄になっていく時代、日本とはいったい何なのだろうか? 日本人とはどういう心を持っているのだろうか? 日本の伝統と文化、日本の古典である物語や和歌、体験等のフィールドワークを通して、その心を探りながら自由に思索していくエッセイ集。今回は、季節や茶の湯も出てきます。 385円 有馬温泉の歴史と陰翳 横尾湖衣 旅好きな作家・松丘夢乃は、有馬の温泉地を訪れる。そこには、神話の時代まで遡る伝説があった。開湯伝説の三羽の烏の話を書き始める。その一方で、有馬温泉には有間皇子や湯女など、悲しい運命を生きた人々がいた。 夢乃は椿の赤や赤褐色の湯の中に、陰翳があるのに気づく。そんな時、幼い頃仲良くしていた紗雪と偶然湯で出会う。夢乃は、湯女といえば有馬のお藤だと思い出し、新たに話を練っていく――。 330円 バイバイ、わたしの青い波 横尾湖衣 穂高、彼のことを思うと心が温かくなり、なぜか陽菜の中に青い波が立ち始める。 転校した学校は、同じクラスの睦美とは仲良くなれたが、あまり居心地が良くなかった。ふとした瞬間、なぜか穂高を思い出す。そのせいもあってか、ある夜、彼に会う夢を見る。 その夢の中で、陽菜は返事をできなかったことに後悔の念を抱く。そして陽菜は彼がいるスタジアムへと向かうことに――。 330円 船乗りだった君に捧ぐ 横尾湖衣 レブンブルーと呼ばれる礼文島の海を見に、わたしは北海道へ行く。稚内から船に乗り、海を眺めながら礼文島へ向かう。ところどころで船乗りだった君の手紙を思い出し、ある思いを秘めながら思い出の君と共にわたしは旅をする。 220円 奥道後と大蛇伝説 横尾湖衣 旅好きな作家・松丘夢乃は、奥道後を訪れる。そこには、悲しい夫婦大蛇の伝説があった。興味を持った夢乃は、婚約者の与謝野晃と晃の連れてきた子ども・鳴海暁と一緒にある寺を訪れる。夢乃は蛇に関する昔話や神話などを思い出しながら、新たに話を練っていく。 途中、晃が仕事で日本を離れため、夢乃は暁と二人きりになる。暁と取材に出かけた夢乃は夢中になりすぎ、暁の存在を忘れてしまう。また、暁は夢乃に気を遣い一人で散策に出てしまい―― 440円 葵に寄せる思い 横尾湖衣 一人の語り手によって語られていく恋のお話。平安朝恋物語シリーズの三作目。語りでである「わたくし」がお仕えした日向の帝と葵の斎院様との、届きそうでなかなか届かない恋のお話 330円 サラダボウル 横尾湖衣 四月から「サラダボウル」と呼ばれている中高一貫校で古典を教えることになった玉城梨沙。どうやら担当するクラスの中には、多様なバックグランドを持つ生徒たちばかりのクラスがあるようだ。どう古典を教えていくか試行錯誤する梨沙だが、個性豊かな生徒たちと交流を重ねていく中で梨沙もまた「多様性」や「古典の面白さ」など様々なことに気付いていく――いろいろなことを問いかけてくる、古典の授業を舞台にしたライト文芸。 440円 葵の約束 横尾湖衣 賀茂神社に奉仕する斎院と左大臣家の貴公子との禁断の恋。退下した前斎院は、思い人である貴公子の元に降嫁することとなった。その恋が実ろうとする時、前斎院が何者かの手引きにより行方知れずとなってしまう。前斎院にずっとお仕えしている古参の女房、少納言の君より貴公子宛に手紙が届く……。 330円 あの頃は、日々がきらきら輝いていた。 横尾湖衣 未来に前向きに進めずにいる佐伯柚紀は、きらきら輝いていた高校時代を思い出す。あの頃は、幼馴染みの大翔と大好きだった司がいた。その中心にはサッカーがあった。サッカーは、柚紀にいろいろな世界を見せてくれた。大好きだった司と共に……。 550円 「弓」と日本人 横尾湖衣 日本というものがだんだん希薄になっていく時代、日本とはいったい何なのだろうか? 日本人とはどういう心を持っているのだろうか? 日本の伝統と文化、特に日本の古典である物語や和歌、体験等のフィールドワークを通して、その心を探りながら自由に思索していくエッセイ第三弾。今回は古典文学や神事の中にある「弓」をピックアップ。 385円 幻の伝統料理 横尾湖衣 貧しい暮らしをしている母娘。母親は、いつも我慢させている娘に美味しいものを食べさせてあげようと、ある料亭を見つけて出かけました。 その料亭はとても立派で、出てくる料理は美しい上にどれも美味しいものばかりでした。母娘はその料理を堪能しますが、妙な風習にも出くわしました。料理を食べ終わると、娘はトイレ行きました。そのトイレを出ようとしたとき、娘は女将たちの話を偶然聞いてしまいます。その話を聞いた娘は……。他二編収録。 220円 金糸雀色の譚詩曲《バラード》 横尾湖衣 香坂彩葉は、ピアノが大好きな高校生だった。ある日、初恋の男の子に似た男子生徒と音楽室で出会う。その男子生徒は、なんと初恋の男の子の双子の弟だった。彼の圧倒的なピアノ演奏に、彩葉は自分のピアノの才能に限界を感じ、さらに進路に迷う。恋に進路に悩む彩葉の決断は……。 ピアノとともに紡がれていく青春小説。 330円 アフェアー見えなくなったモノを求めてー 横尾湖衣 来栖明日見は、自分の一部だったような彼・高遠快生との関係が突然断たれてしまう。その時の穴が数年経っても埋められず、その穴を埋める何かを求めて彼と語り合ったギリシャへ旅立つ。 そのギリシャの地には、やはり何かを求めてやって来た二人の女性がいた。その二人の女性と出会った明日見は、しばらく彼女らと一緒に旅をすることになる……。 330円 歌集『フォトジェニック』 横尾湖衣 東京はグラデーションの街なりほんのり混ぜて新しくなる コーヒーの香りただよう窓辺にてぼんやりと待つ雪の日の朝 瀬戸内のレモンを齧るその一瞬気だるい夏が爽やかになる 二次元におさまりきれないフォトジェニックの部分、空気・情感を歌う。 220円 薔薇のお時間 横尾湖衣 星宮花野は、世界最大の動画共有サービス「ユアーズ・チューブ」のダイレクターに認定されている上級チューバー。花月薔子という名で「薔薇のお時間」という動画を配信し、人々から「ローズ・フェアリー」と呼ばれていた。 ある日、盗撮された写真がSNSに投稿される。そこから、順調だった日々が崩れ始める。 誹謗中傷を受けた花野は、親友と出会った人々に支えられながら、何とか日常を取り戻そうとする。しかし、さらに事件が起こってしまい、人生の岐路に立たされる……。 330円 雅なる百人一首の世界 横尾湖衣 歌がるたと知られている「百人一首」。藤原定家が撰りすぐった華やかで美しい和歌の世界に触れてみませんか。 小野小町、紀貫之、藤原実方、藤原敏行、藤原忠通の五人の和歌を味わいつつ、歌の心や背景などを見たり、エピソードなども添えて「百人一首」の世界を自由に述べたエッセイ。 330円 二人で紡ぐジャパネスク 横尾湖衣 雪庵流華道家元の娘・東雲藤乃は、あるデパートで偶然に見た書作品に一目惚れする。そんな中、看板屋と名のる青年、月岡清光が仕事の依頼を受け東雲家に訪れた。その青年があの書作品の作家と知った藤乃は、さらに清光に惹かれていく。しかし、気になる彼には親しい女性がいた……。そして藤乃は、老舗旅館の若旦那からプロポーズされる。 440円 城崎の虹 横尾湖衣 満員電車で城の石垣のように組まれて働く日々。その日常から離れて、旅によって自己に活力を取り戻そうとする20代後半の女性の物語。 表題作「城崎の虹」の他、「鶴舞の空」の2篇を収録。 220円 日本の祭りを巡る 横尾湖衣 日本というものがだんだん希薄になっていく時代、日本とはいったい何なのだろうか? 日本人とはどういう心を持っているのだろうか? 日本の伝統と文化、特に日本の古典である物語や和歌、体験等のフィールドワークを通して、その心を探りながら自由に思索していくエッセイ第二弾。今回は日本全国に数多ある「祭り」の中からいくつかをピックアップ。 385円 日本の心を探る 横尾湖衣 日本というものがだんだん希薄になっていく時代、日本とはいったい何なのだろうか? 日本人とはどういう心を持っているのだろうか? 日本の伝統と文化、特に日本の古典である物語や和歌、体験等のフィールドワークを通して、その心を探りながら自由に思索していくエッセイ集。 385円 12 TOP 電子書籍(本・小説) 横尾湖衣