中岡潤一郎 46件 人気順 新着順 浪人上さま 織田信長 大江戸戦国剣 中岡潤一郎 慶長十二年の江戸。京橋の遊郭に刃物を持った侍が押し入り、客や遊女を人質に立てこもった。 この凶事に巻き込まれた客のひとりの老剣士は、なんとか平穏にこの場をおさめようと、息を殺してなりゆきを見守っている……。 果たしてこの老剣士、一瞥してただものではないとわかるものの、その正体は予想のはるか上。なんと、本能寺の変を生き延びたかつての天下人、織田信長その人であった。 天下布武に興味をなくし、いまや江戸で自由気ままに暮らす信長は、退屈しのぎとばかりにさまざまな揉め事や事件を解決していく。 そしてそんな信長のまわりには、かつての名将や有名人などが、次々と現れてくるのだが……。 792円 浪人上さま 織田信長 覇王、江戸に参上! 中岡潤一郎 関ヶ原の大戦から六年が過ぎた、慶長十一年。 江戸の通りで巻き起こった武士と町人の争いに、割って入った素浪人がいた。老いてはいるものの身体つきはたくましく、因縁をつけてきたごろつきどもを、即座に斬り伏せてしまう。 それもそのはず、この浪人……かつての天下人、織田信長その人であった。 本能寺の変をからくも生き延びた信長は、生死の境をさまよったあと、天下統一の野望に興味をなくし、世捨て人として江戸の片隅で浪人暮らしをしていたのである。 だが、稀代の英雄を周囲は放ってはおかぬ。同じくひそかに生きていた明智光秀……天海をお目付役として、信長は気のおもむくまま、悪党どもを退治していく! 726円 同心若さま 流星剣【三】無敵の本所三人衆 中岡潤一郎 どんな細かい仕草や表情の変化も見逃さず、人の心理を読み解く本所見廻同心・矢野剣次郎。その特技から『神の眼』と呼ばれ、悪党どもに恐れられる腕利き同心である。 そして商家の出世頭となった女手代のかすみ。裏社会を仕切る侠客の和田新九郎…… 本所では有名な人物たちであるが、彼らはその出自に大きな秘密を抱えていた。この三人、じつは将軍・徳川家斉の血を引く、ご落胤なのである。 市井の暮らしに溶けこみ、平凡な人生を望んでいた三人であったが、そこに幕府をも揺るがす大事件が舞いこんでくる。なんと次期将軍・家慶の庶子が誘拐されたというのだが……。 葵の流星剣が弱き子を救い、悪を裁く! シリーズ最終・第三弾! 726円 同心若さま 流星剣【二】 無敵の本所三人衆 中岡潤一郎 鋭い観察力と剣の強さから『神の眼』と呼ばれ、腕利きとして知られる本所見廻同心の矢野剣次郎。 そして、若き女性ながら、商家の出世頭である手代のかすみ。 本所の歓楽街を仕切る侠客の和田新九郎。 本所のみならず一帯で顔を知られた三人には、ある秘密があった。 なにを隠そう彼らの実父こそ、時の将軍・徳川家斉……つまりは徳川将軍家の血を引く、れきとした葵のご落胤なのであった。 本当の素性を隠しつつ、ひっそりと暮らす三人の前に、なんとみずからをご落胤だと喧伝する四人目の人物が現れる。 裏社会で成りあがり、野望を成就せんとするあらたなご落胤と、それぞれに異能の力を持つ三人の戦いが、いまはじまる!シリーズ第二弾。 726円 同心若さま 流星剣 無敵の本所三人衆 中岡潤一郎 江戸屈指の歓楽街、深川を担当する本所見廻同心。赴任して二年となる矢野剣次郎は、若き身ながら鋭い観察眼と巧みな剣術で『神の眼』と呼ばれ、悪党どもに怖れられていた。 いっぽう同じく商家の出世頭となった女手代のかすみ、裏社会をまさに束ねんとする和田新九郎……若き傑物たちが、本所の町で頭角を現わしはじめる。 顔見知りではあるものの、たがいの正体を知らずにいた三人だったが、じつは彼らの実父こそ、将軍・徳川家斉その人であった! 数奇な運命により、将軍家の血を引きつつも庶民となった三人が、最恐の人斬りと対峙する……。 兄弟の絆と徳川の証『流星剣』が、闇にうごめく悪を裁く! 傑作・新シリーズの開幕。 748円 伝説の隠密【四】しあわせ長屋人情帖 中岡潤一郎 深川にある貧乏長屋の『しあわせ長屋』。 住人はいずれも事情を抱えたわけありの者ばかりだが、管理人である差配の御神本右京も、それに劣らず、たいした変わり者である。 一見して頼りなさそうだが、案外と人情に厚く、しかもなにやら不可思議な技を使って、なみのごろつきや暴れ者であれば、なんなくぶちのめすという腕っ節の強さ。 それもそのはず、かつて右京は幕府お抱えの裏隠密として名をあげており、その筋では『死神』と呼ばれ、畏怖されたほどの男であった。 なんの因果かそんな右京の前に、さまざまな厄介事が持ちこまれる。 壮絶な過去を持つ男が人情で裁く、感涙必至シリーズ・第四弾! 693円 伝説の隠密【三】しあわせ長屋人情帖 中岡潤一郎 貧乏長屋に似合わぬ名をもつ『しあわせ長屋』。浪人風の御神本右京は、侍でありながら、この長屋の差配を務める変わり者。 だが、そのとぼけた風貌とはうらはらに、案外と情にあつく、そしてめっぽう腕っ節が強い。当初は警戒していた長屋の住人たちも、いまやすっかりと信頼していた。 この右京という男……じつは引退した幕府お抱えの隠密で、その殺しの腕前から、『死神』と怖れられた人物であった。 そんな右京の前に、かつての隠密仲間で兄弟同然の絆であった、正悟という男が現れる。再会を喜ぶ右京であったが、正悟の顔には暗い影が見え隠れしていた……。 感涙必至の人気シリーズ、第三弾! 715円 葵の浪人 松平新九郎 あぶれ組参上! 中岡潤一郎 江戸には、筋さえ通れば金次第でなんでもやってのける、命知らずの三人組がいるという――。松平新九郎は、口入屋から怪しげな仕事をうけおう貧乏浪人。金や権力には縁がないものの、自由気ままな暮らしを謳歌していた。 ある日、仲間の浅井幸四郎・筧岩次郎とともに、田舎娘から父親探しの依頼を受けた新九郎は、事件の裏に隠された卑劣な企みに気付く。助けを求める娘の、必死な訴えを聞いた新九郎たちは、道理の通らぬ悪を退治する『あぶれ組』として、凶悪な盗人集団に立ち向かっていくのだが……。三人の無法者が世を正す痛快娯楽シリーズ、ここに開幕! 715円 仇討ち同心 慶次郎 中岡潤一郎 ろくに働きもせず、ぼろ屋敷にこもってがらくた骨董集めに精を出す同心、日暮慶次郎。相手をこきおろす毒舌とひねくれた性格がわざわいし、『南町奉行所の問題児』と言われる男である。だがこの慶次郎、剣の腕はからっきしだが頭脳明晰で、なにより下手人を追いつめる執念がすごい。上司である筆頭同心・小野に呼び出されては、厄介な事件の探索をまかされてしまう。今回も、唯一の友である定廻り同心・久賀新之介とともに、謎が残る斬りすて御免騒動や、疑惑の仇討ち事件などを、丹念に捜査していくのだが……。毒舌を吐きつつも、けっして悪を許さない慶次郎の心には、自身の過去につながる『仇討ち』が隠されていた! 712円 うわばみ勘兵衛 将軍の居酒屋 中岡潤一郎 江戸は茅場町にある、居酒屋『みつば』。小さい構えながらも、うまい酒と肴が安く味わえるということで、庶民のあいだでたいそうな人気を誇る店である。そんなみつばの主人は、一見したところ平凡な中年男の勘兵衛。まじめな仕事ぶりで客には愛想がよいものの、たちの悪い酔っ払いやごろつきなど、酒をまずくする輩は、容赦なく叩きのめす。うまい酒と勘兵衛の人柄を求め、今日もみつばには、多くの客が集まり、さまざまな事件が持ち込まれる。そしてこの居酒屋には、元武家の勘兵衛しか知らぬ、ある秘密が隠されているのだが……。かつて鬼と呼ばれた男が、酒を飲みつつ事件をさばく人情時代劇。 715円 うわばみ勘兵衛 酔月の決闘 中岡潤一郎 一般庶民から江戸の通人、金持ち商人のあいだで広く愛される居酒屋『みつば』。その魅力は、酒と肴のうまさだけでなく、主人・勘兵衛の人柄にあった。まじめで平凡な中年男の勘兵衛であるが、豊富な酒の知識とともに、ときおり見せる腕っぷしの強さもなかなかのもの。しかも、どれだけ飲んでも酔わないという、まこと不思議な人物であった。そんな勘兵衛のもとには、いつの日からか、さまざまな厄介事や事件が持ち込まれる。それもそのはず、かつての勘兵衛は『鬼』と呼ばれた猛者で、将軍家慶の小姓を務める歴とした侍だったのだ。うまい酒とともに、快男児の活躍を味わうシリーズ第二弾! 715円 喧嘩大名 葵の秘剣 中岡潤一郎 口入屋から物騒な仕事を引き受け、町の悪党どもをばったばったと叩きのめす、長身の侍―なにを隠そうこの男こそ、御三家・水戸徳川家の跡取り、徳川光国その人であった。大藩の若さまでありながら喧嘩に明け暮れ、なによりも自由を愛する光国は、とある事情から藩の屋敷を飛びだし、危険な用心棒稼業に就いていた。そんななか、真田家や喜連川家、吉良家などの諸大名とかかわり、さまざまな事件を解決していった光国は、やがて、水戸徳川や幕府までをも巻きこむ巨大な陰謀を突きとめるのだが…。柳生十兵衛直伝の秘剣をあやつる正義の徳川光圀、若き日の活躍。著者渾身の新シリーズが、ここに開幕! 693円 剣豪同心 花咲彦次郎 奪われた名刀 中岡潤一郎 北町奉行所で例繰方を務める同心・花咲彦次郎。賄賂や付け届け、あげくに強請りたかりはあたりまえの、いわゆる悪徳同心なのだが、この彦次郎、ある問題で頭を悩ませていた。それというのも、家宝として大切にしていた名刀を、つまらぬ仕掛けに引っかかり、奪われてしまったのだ。これまでさんざん自慢していた名刀を、まんまと盗まれてしまったと知れれば、面子どころかお家までつぶしかねない。苦悩する彦次郎の前に、手助けを申し出てきたのは、うら若き娘のお夏。なんとこのお夏は、鼠小僧の二代目を引き継いだ女盗賊であった……。凄腕の同心と女盗賊が手を組み、巨悪に立ち向かう新シリーズ! 715円 孤狼 おたすけ源四郎嵐殺剣 中岡潤一郎 大坂の陣で敗れた戦国武士、萩原源四郎は、御家再興の夢もあきらめ、江戸で用心棒となっていた。我流ながらも剣の腕は達人。そして、周りに呆れられるほどの女好きでもある。寛永三年冬―仲間の鳥海伊織とともに源四郎が依頼された仕事は、正体不明の浪人や忍びが襲いくる危険極まりないものであった。依頼人である美姫に隠された、天下を治める剣の謎。揺れる江戸幕府の重臣たち…。柳生新陰流の剣豪がそれぞれの思惑で動きはじめた!迎え撃つは源四郎の我流殺法、嵐殺剣!刃風と血飛沫の向こうに見えた意外な黒幕とは。 660円 捜し人剣九郎 中岡潤一郎 南町奉行所の若き同心、三浦剣九郎は、やる気はあるものの結果はいつも空回り。先日も、下手人を捕らえる大捕物で思わぬ失態をおかし、深く落ち込んでしまう。だが、実はそれも、庶民の暮らしや人情の機微を理解しようとしない、剣九郎自身に問題があった。そんな剣九郎を見かねた筆頭同心の増尾は、剣九郎にある任務を与える。それは、名和修五郎という正体不明の浪人と組み、失踪した油問屋の娘を捜せというものであった。任務の軽さや、修五郎の不遜な態度に不満を隠せない剣九郎であったが、この修五郎こそ、雄藩の大名にさえその名を知られた、伝説の捜し人だったのである。人捜しを通じて、人の情を学んでいく剣九郎の成長と活躍。 722円 残刃 おたすけ源四郎嵐殺剣 中岡潤一郎 大坂の陣に破れ、諸国を武者修行したのち、江戸で用心棒となった萩原源四郎は、我流ながらも剣は達人の腕前。情に厚く、市井の人々からは「おたすけ源四郎」として慕われていた。寛永五年、夏。源四郎は、口入屋の紹介で、柳生十兵衛の依頼を受ける。京から逃げてきた女を探してくれという、手間はかかるものの、安全に思えた仕事であったが、目的の女を見つけた源四郎に、正体不明の忍び集団が襲いかかってきた。降りかかる火の粉を払いのけるうちに、源四郎は、江戸と京を揺るがす紫衣事件に巻きこまれていく…。歴史の闇に秘められた幕府の重鎮、南光坊天海の正体とは!?源四郎の必殺剣が、哀しき忍びの宿命を断ち斬る。 649円 そろばん旗本 井森幸四郎 若さま大勝負! 中岡潤一郎 実父が悪党に騙されたのを契機に、役職どころか住む家や愛する許嫁…つまりは金・名誉・愛の全てを失ってしまった、旗本八百石の嫡男・井森幸四郎。思いつめ、刀を手に復讐をたくらむ幸四郎であったが、討ち入り寸前で、奇妙な商人に声をかけられる。善治郎と名乗るその男は、幸四郎に、自分たちの仕事を手伝わないか、と持ちかけたのであった。剣は苦手だが頭の回転はよく、何より算術が得意であった幸四郎はあらたに飛びこんだ世界――相場師たちの金儲け合戦で、まきまきと頭角を現していくのだが……。頭脳と金を武器に、若さまが復活を成し遂げる痛快読み切り! 726円 特命与力 犬飼平士郎 犯科帳奪還指令 中岡潤一郎 自宅の縁側でうたた寝をする中年侍、犬飼兵士郎……。南町奉行所与力という要職にありながらも、そのぐうたらぶりを息子にまで叱咤される情けない男であるが、その裏に隠された姿は、奉行じきじきに秘密の指令をくだされた、特命与力であった。おのれの本性すらひた隠しにして捜索するのは、鬼平こと長谷川平蔵が遺した『黒の犯科帳』。あらゆる犯罪者とその縁者の調査情報がくわしく記された、まさに門外不出の書類である。裏社会の闇に消えた犯科帳を、執拗に追う平士郎……。その前にあらわれたのは、最凶の盗賊団と謎の女であった。凄腕与力と凶賊の死闘を描く、著者渾身の長編時代小説。 693円 やさぐれ同心忠次郎 渡世人狩り 中岡潤一郎 剣の腕が立ち、頭も切れる若侍、樋口忠次郎は、南町奉行所に勤める熱血同心。やさぐれていたこともあったが、名同心であった亡き父の真意に気づき、日夜、江戸の庶民を守るべく奮闘している。しかし忠次郎には、他人に決して知られてはならない、もうひとつの姿があった。深川を縄張りとするやぶれ組の頭領、白虎の小五郎としての顔である。凄腕やくざ、安兵衛の力を借り、忠次郎は、同心とやくざの親分というふたつの顔を駆使して、市井に巻き起こるさまざまな事件を解決していく。そしてその裏には、深川をつけねらう謎の侠客集団の、恐るべき渡世人狩りの罠が仕掛けられていた……。義に生き、ときに恋にまどう、同心・忠次郎の活躍! 691円 やさぐれ同心忠次郎 白虎死す 中岡潤一郎 かつてはやさぐれていた同心・樋口忠次郎は、剣と探索に天賦の才を発揮し、町民から慕われる存在となった。奉行所内の評判も上々で、臨時廻りから八丁堀の花形・定町廻りに昇格する日も近いという噂である。だが、忠次郎には人知れぬ秘密があった……。深川を縄張りとし、義に生きる渡世人集団・やぶれ組。その頭領である白虎の小五郎こそ、忠次郎が持つもうひとつの顔であった。八丁堀同心とやくざの親分――危ういながらも順調な二重生活を送る忠次郎の前に、最大の危機が訪れる。やぶれ組を立ち上げながらも突然、姿を消した、本物の白虎の小五郎が現れたのだ。相反する信念を持つ二匹の虎が、深川を舞台に宿命の対決を繰り広げる! 712円 123 TOP 電子書籍(本・小説) 中岡潤一郎