辻堂魁 60件 人気順 新着順 蝦夷の侍 風の市兵衛 弐 辻堂魁 十二年前の無念を晴らす。 アイヌの心を持つ武士、江戸へ! 歳月と大海を隔ててなお拭えぬ、一族の悔恨とは。 北の尋ね人を求めて、市兵衛は海をわたる。 西蝦夷地アイヌの集落に、江戸の武士がいるという。元船手組同心の瀬田宗右衛門は、その蝦夷の武士が十二年前の刃傷事件で義絶した、長男の徹だと確信する。 この夏、跡を継いだ次男の明が成敗され、瀬田家は改易の危機にある。二つの事件に過去の因縁を疑う宗右衛門は、唐木市兵衛に徹の捜索を頼む。 だが海路をゆく市兵衛らを、鉄砲を構える“おろしゃ”の賊が阻む。 924円 うつ蝉 風の市兵衛 弐[33] 辻堂魁 輿入れした大身旗本は破綻寸前。 嵌められた花嫁を、愛する人々を、市兵衛は護れるか。 虚飾にまみれた名門の奸計を斬る! 鬼しぶ父子も大活躍! 傑作時代小説!! 家格の違いにも拘らず、三千石の旗本岩倉家に輿入れした村山早菜。藩の陰謀で父を失うも唐木市兵衛に助けられた川越藩士の娘だ。 だが、幸せは束の間だった。市兵衛は兄・片岡信正から、岩倉家の逼迫した台所事情を知らされ、憤る。 早菜の幸福を願う後見人の大店両替商《近江屋》の財を貪らんとする卑劣な縁組か。 そんな折、変死体を調べる渋井父子は妙な金貸の噂を聞く・・・・・・。 858円 雇足軽 八州御用 辻堂魁 己が命、武士の矜持のみに賭す―― 大ヒット「風の市兵衛」の著者の新たなる代表作! 日当わずか八十文。関八州取締出役の艱難辛苦の旅の一年を、郷愁豊かに描く。 越後宇潟藩の竹本長吉は上役の罪に連座し失職、故郷に妻子を残して江戸に仕事を求めてきた。 様々な職の中、請人宿で選んだのは《雇足軽》だった。関八州取締出役の蕪木鉄之助の元、数名で一年をかけて関東の農村を巡回し治安を維持する、勘定所の臨時雇いである。 日当わずか八十文。二八蕎麦が十六文、鰻飯なら二百文が相場だった。討捨ても御免だが、刀を抜くことは珍しい。多くは無宿の改め、博奕や喧嘩、風俗の取り締まり、農間渡世の実情調査や指導などの地道なものだった。 巡る季節のなか、土地土地で老若男女の心の裡に触れる長吉は、妻子を想い己が運命と葛藤する。 そんな時、残忍非道な押し込み強盗一味の捕縛を命じられ―― ときに鬼神と化し、ときに仏の慈悲を施す八州廻りを、郷愁豊かに描く! 1,925円 風の市兵衛【合冊版第二期/21-30巻】 辻堂魁 庶民文化が爛熟していた文政期の江戸。そこに、算盤(そろばん)の腕を買われ、武家や商家を渡り歩く雇われ武士がいた。その名は唐木市兵衛、人呼んで“算盤侍”。 筆頭目付の家に生まれながら、家を出て上方に上り、さまざまな商売を体験した市兵衛は、同時に秘術「風の剣」を操る剣の達人でもあった。 家計を預かる雇われ先の主家をめぐって次々に起こる難事件・怪事件、市兵衛は明晰な頭脳と秘剣で颯爽と立ち向かうが……。 時代小説界に新風を吹き込んだ辻堂魁の大ヒットシリーズ「風の市兵衛」 21巻から30巻をまとめた豪華合冊版の第2弾! 【収録作品】 『曉天の志 風の市兵衛 弐』 『修羅の契り 風の市兵衛 弐』 『銀花 風の市兵衛 弐』 『縁の川 風の市兵衛 弐』 『天満橋まで 風の市兵衛 弐』 『希みの文 風の市兵衛 弐』 『残照の剣 風の市兵衛 弐』 『乱れ雲 風の市兵衛 弐』 『寒月に立つ 風の市兵衛 弐』 『斬雪 風の市兵衛 弐』 7,480円 母子草 風の市兵衛 弐[32] 辻堂魁 命あるうちに、おのれの心残りに始末をつけたい。 遠い昔、別れの言葉もなく消えた女に、市兵衛は初老の豪商の真心を届けられるのか!? 大人気!感涙の時代小説 還暦を前に大店下り酒屋の主・里右衛門が病に倒れた。 店の前途もさることながら、 里右衛門の脳裡を掠めたのは、若き日に真心を通わせた三人の女性だった。 唐木市兵衛は、里右衛門から数十年も前の想い人を捜し出し、現在の気持ちを伝えてほしいと頼まれる。 一方、店では跡とりとなる養子が、隠居しない義父への鬱憤を、遠島帰りの破落戸にうっかり漏らしてしまい……。 858円 春風譜 風の市兵衛 弐[31] 辻堂魁 市兵衛、愛情ゆえに断ち切れた、父子の絆を紡げるか! 利根川の利権争いの絶えない我孫子宿近在で、二組の父子を陥れた悪夢とは!? 唐木市兵衛は我孫子宿近くの村を訪れていた。小春の兄の又造が、妹と≪鬼しぶ≫の息子・良一郎との縁談を知り家出したのを、迎えに出たのだ。 ところが、又造は訪ね先の親戚ともども行方知れずだった。同じ頃、村近くで宿の貸元と、流れ者の惨殺体が発見された。近在では利根川の渡船業等の利権争いで、貸元たちが対立していた。 市兵衛は失踪人探索を始めるが……。 792円 神の子 花川戸町自身番日記 辻堂魁 人の本心は誰にもわからない。だから思い遣る――。 浅草花川戸界隈には、《人情小路》と呼ばれる横町があった。戯作者を目指す可一はその辻の自身番の書役として、町内の出来事を日記に残していた。 そこに綴られていたのは、一善飯屋を営む男を衝き動かした慕情や、大好きな父親の窮地を救おうとする童女の奇跡、武士の義ゆえに添え遂げられない夫婦の絆だった……。 隅田川近くの《人情小路》で、手探りで明日を掴もうとする人々を描く、感涙必至の時代小説。 792円 女房を娶らば 花川戸町自身番日記 辻堂魁 愚かと言われても、夫を想う気持ちは一所懸命――。 拉致された亭主を救うため、妻が江戸に大騒動を巻き起こす! 浅草花川戸近くの橋場町の渡しで追剥ぎ騒動があった。疑われたのは自身番の書役可一が妹のように可愛がっているお志奈の亭主三太郎だった。 三太郎は札付きのろくでなしで、用心棒風体に攫われてしまう。身を案じたお志奈は、単身、仰天の救出行に打って出た! そこで出会ったのは、病弱の夫を養う浪人の妻、南町奉行の妻―― 三者三様の夫婦の絆を描く至高の時代小説。 792円 斬雪 風の市兵衛 弐[30] 辻堂魁 市兵衛、儚い真心さえも喰らい尽くす悪鬼を断て! 藩の財政立て直しのため江戸に出た老勘定衆が目にした利権の巣窟とは! 跡継問題に決着をみた越後津坂藩は、新たな江戸家老のもと財政再建に心血を注いでいた。 そんな時、初老の勘定衆が百五十両を着服し逐電した。男は江戸家老の幼馴染みだった。友の潔白を信じる家老の依頼で、市兵衛は捜索を開始する。だが、行方は杳として知れなかった。 ある日、市兵衛は失踪した男を知る場末の娼婦に出会う。さらに、不穏な噂がささやかれ……。 814円 寒月に立つ 風の市兵衛 弐[29] 辻堂魁 市兵衛、修羅となる! 譜代大名の世継ぎ騒動の裏で蠢く魑魅魍魎たちの正体とは? 内偵を進める弥陀ノ介は密殺集団に襲われ、瀕死の重傷に! 返弥陀ノ介が瀕死の重傷を負った。公儀十人目付筆頭片岡信正の命による、越後津坂藩内偵の最中だった。 津坂藩は譜代ながら跡継騒動を抱え、その陰に見え隠れする御用商人の不審な噂が絶えなかった。 公儀としても政情の不安は見逃せず、信正は唐木市兵衛に引き続きの探索を託した。 友の惨劇に市兵衛は、仇を討たんがため潜入するも、意表を突く敵の罠が……。 814円 風の市兵衛[1] 辻堂魁 時代小説界に新風を吹きこみ、テレビドラマ化もされたベストセラー・シリーズ第1弾! 柳原堤下で、武家の心中死体が発見された。旗本にあるまじき不祥事に、遺された妻と幼い息子は窮地に陥る。そこにさすらいの渡り用人唐木市兵衛が雇われた。 算盤(そろばん)を片手に家財を調べる飄々とした武士に彼らは不審を抱くが、次第に魅了されていく。 やがて新たな借財が判明するや、市兵衛に不穏な影が迫る。心中に隠されていた奸計とは? “風の剣”を揮う新ヒーロー・市兵衛誕生! 680円 雷神 風の市兵衛[2] 辻堂魁 内藤新宿開宿以来の老舗磐栄屋が窮地に陥っていた。不当に立ち退きを命じられた挙句、主天外と跡取り息子が何者かに襲われたのだ。 そんな最中、風のように一人の男が現われる。“算盤侍”唐木市兵衛である。 つぶさに現状を調べた市兵衛は、新宿進出を狙う豪商と鳴瀬藩の陰謀と看破する。主の娘とともに店を救う秘策とは? 新ヒーローの活躍に時代小説界で話題沸騰!大好評のベストセラー・シリーズ、興奮の第2弾! 701円 帰り船 風の市兵衛[3] 辻堂魁 日本橋小網町の醤油酢問屋「広国屋」に風のように一人の男が現われた。“算盤侍”の異名を持つ、渡り用人・唐木市兵衛である。 使用人の不正を明らかにしてほしいということで雇われたのだったが、折しも広国屋で使う艀(はしけ)に直買い(密輸)の嫌疑がかかっていた。 市兵衛は店を牛耳る番頭の背後にいる、古河藩の存在を知る。その側用人と番頭の企みとは? “風の剣”を揮う市兵衛の胸のすくような活躍、巻をかさねるごとに面白さ倍増の「風の市兵衛」シリーズ、颯爽の第3弾! 701円 月夜行 風の市兵衛[4] 辻堂魁 お家騒動で揺れる出石藩の姫君が江戸市中で命を狙われた。武蔵国等々力村に身を潜めた姫の護衛に選ばれたのが、算盤侍の唐木市兵衛であった。 美貌の上に天衣無縫な姫君は、初めての市井の暮らしに目を輝かせるが、農民の困窮に心を痛める。やがて無謀な行動に出たことから敵方に知られることになってしまった。 月光の下、殺到する刺客たち。“風の剣”を揮い立ち向かう市兵衛と姫の運命は? 「風の市兵衛」シリーズ、圧倒の第4弾! 701円 天空の鷹 風の市兵衛[5] 辻堂魁 祝言能の高砂が流れる北相馬藩江戸藩邸で、勘定人・中江作之助が斬殺された。 “算盤侍”の異名を持つ渡り用人・市兵衛は、病死と報された息子・作之助の死に疑念を抱き、出府してきた老侍・中江半十郎と知り合う。 やがて遺品の勘定書を託された市兵衛は、それが藩を壟断する一派の悪行が記された物であることに気づいた。かつて“相馬の鷹”と呼ばれた半十郎とともに、市兵衛は卑劣な罠が待つ藩邸へと向かうが……。 「風の市兵衛」シリーズ、颯爽の第5弾! 712円 風立ちぬ(上)風の市兵衛[6] 辻堂魁 九歳になる江戸音羽の色茶屋の倅・藤蔵は、勘定方を輩出する算勘・算筆専門の私塾入門を目指し、“算盤侍”唐木市兵衛を師に招いた。 同じ頃、市兵衛の周囲には、殺気を纏う托鉢僧や謎の祈祷師集団が出没、不穏な空気が流れ始めていた。一方、芸者勤めをする藤蔵の姉・歌は、旗本・桜井長太夫に妾になれと執拗につきまとわれ、窮地に。 やがて祈祷師らが動き始め、江戸を地獄に変える阿鼻叫喚の夜が始まろうとしていた……。 空前の大作、上下巻で登場! 628円 風立ちぬ(下)風の市兵衛[7] 辻堂魁 謎の祈祷師盗賊団は旗本・桜井長太夫の芸者・歌への執着を巧みに利用して、江戸音羽の花街を取り締まらせると、同時に付け火で町方を混乱させ、金座を襲撃、大強奪を果たした。 その夜、混乱のなか歌が失踪。市兵衛は捜索に乗り出すが、面目を失った奉行所も悪党一味の捕縛に躍起になった。 やがて、市兵衛に迫る托鉢僧が実は剣術の兄弟子・真達で、その目的が市兵衛誅殺と判明するが……。 卓抜の構想で放つ、大人気「風の市兵衛」シリーズ空前の大作(上・下2巻)! これまで語られなかった市兵衛の瞠目の過去も明らかに! 628円 五分の魂 風の市兵衛[8] 辻堂魁 “算盤侍”の異名を持つ渡り用人・唐木市兵衛に、貧乏旗本の倅が犯した金貸し婆の斬殺事件を洗い直してほしいという依頼が入った。 調べを開始した市兵衛は、失踪した御家人一家の捜索に当たる定町廻り同心・渋井鬼三次と度々遭遇、手を組むことに。 やがて事件の背後に花町の顔役と羽振りのいい骨董屋、元勘定吟味役たちの蠢(うごめ)きを嗅ぎつけたとき、二つの事件が繋がった! ヒーローの圧倒的魅力でますます読者拡大の人気シリーズ第8弾! 712円 春雷抄 風の市兵衛[11] 辻堂魁 “算盤侍”の異名を持つ渡り用人・唐木市兵衛は、知己の蘭医・柳井宗秀の紹介で人捜しを頼まれた。 依頼主は江戸東郊の名主で、失踪した代官所の手代・清吉の行方を追うことに。 一方、北町同心の渋井鬼三次は、本来、勘定奉行が掛の密造酒の調べを極秘に命じられる。江戸で大人気の酒・梅白鷺が怪しいというのだ。 やがて二つの探索が絡み合った時、代官地を揺るがす悪の構図が浮上する……。 大人気の「風の市兵衛」シリーズ、ますます快調の第11弾! 733円 乱雲の城 風の市兵衛[12] 辻堂魁 「ああいう男はとり除かねば」 文政半ばのある年末、江戸城内外で奥祐筆組頭・越後織部は謀議を重ねていた。 翌春、長兄で目付・片岡信正の婚儀の喜びも冷めぬ中、今は市井に生きる末弟・唐木市兵衛は、信正配下の小人目付・返弥陀ノ介の捕縛、責問の報に驚愕。 信正も謹慎中と知り、真相の究明に乗り出すが……。 冤罪に落ちた兄と友を救うため、〈風の剣〉が城に巣くう闇を斬る! 大人気の「風の市兵衛」シリーズ、快進撃の第12弾! 693円 123 TOP 電子書籍(本・小説) 辻堂魁