三好徹 34件 人気順 新着順 興亡と夢 5 三好徹 昭和20年8月、広島・長崎に原子爆弾が投下され、日本はついに無条件降伏。永かった戦争にようやく終止符が打たれた。占領軍の統治の下、日本は旧い軍国主義を一掃し、平和国家の建設に取り組むが、そのころ、米ソ間では緊張が一段と高まり、朝鮮半島で、新たな戦争の火蓋が切られていた。 550円 青雲を行く(上) 三好徹 文久2年、薩摩藩士・中村半次郎――のちの桐野利秋は、西郷隆盛の人格に魅せられ上洛する。「邪魔立てする者は斬る!」烈々たるその決意で人斬り半次郎の異名を馳せた。慶応3年、幕府崩壊。しかし、徳川方の権力は健在で、市中に睨みをきかせている。半次郎は西郷らとともに、真の王政復古を求めるならば実力をもって彼らを追い払うべきだと説く。維新回天にかけた男の青雲の客気を描く長編。 550円 青雲を行く(下) 三好徹 新政府に絶望した西郷とともに鹿児島に戻った桐野利秋は、新たに設立された私学校の幹部となった。各地で不平士族による乱が続発している。薩摩はいつ起つのか? 西郷の肚次第と考えていた桐野だが、血気にはやる校徒による政府火薬庫の襲撃を知り決意した。事ここに至れば起つしかない。起たねば義が立たぬ! 西南の役はまさにこの瞬間から始まった――。青雲の志のもとに戦い抜いた男の生と死。 550円 戦士の賦(上)土方歳三の生と死 三好徹 幕府の浪士新徴に応じて、土方歳三は近藤勇、沖田総司らとともに京に上り、新撰組を結成した。尊攘・佐幕両派が入り乱れ騒然としていた京の巷で、不逞浪士相手に血刀をふるう新撰組の武名は、池田屋の変、蛤御門の変などの活躍で天下に響きわたった。土方は副長として近藤を助け、隊内を鉄の規律で統制してゆく……。幕末の動乱の中、己れの信条を貫き通した男の半生。 660円 戦士の賦(下)土方歳三の生と死 三好徹 徳川慶喜が大政を奉還し、幕府は崩壊した。鳥羽伏見の戦いで、旧幕軍は維新政府軍に手痛い敗北を喫する。沖田総司は病魔に倒れ、近藤勇は刑場の露と消えた。二人の盟友を失った土方歳三は、悲しみにひたる間もなく宇都宮、会津、そして箱館・五稜郭へと転戦する。あたかも死地を求めるかのように――。激動の時代に身を投じた志士の苛烈な生きざまを描く。 660円 テロリスト伝説 三好徹 アラビア語、ヘブライ語に堪能な外交官が行先を隠して海外へ出た。謎を感じて追うルポ・ライターにいつしか死の匂いが……。(赤い星の伝説) リビアのカダフィ大佐会見記を目論むフリー・ライターが、ホテルにひそむ赤軍派テロリストと見られる男に日本語で話しかけたことから、アッラー神の怒りが……。(暗殺者の伝説) 激動する政治の背後で策動する男たちを描く迫真の国際ゲリラ・サスペンス。 550円 天使と匕首 三好徹 「私」が勤める支局の建物の中に落ちていた匕首。買いたいという新東洋物産社長が殺された。動機は怨恨か痴情か? 真相は20年前、中華街で起きた殺人事件につながりが……。表題作ほか6編を収録。 550円 天使の裁き 三好徹 暗がりにころがる男の死体。そばに口紅のケースが……。唇を売る女のうわさを追う新聞記者の「私」は、殺された男の過去の裁判をめぐって、意外な事実を知る。人を裁く資格を問う表題作ほか6編収録。 550円 天使の弔鐘 三好徹 ホテルで女優が殺された。パトロンの妻勝代に殺人容疑が……。事件の真相を追う記者の「私」は、現場に残された凶器のピストルに疑惑を持つ。交錯する愛の哀しい結末とは――。表題作ほか6編収録。 550円 天使の復讐 三好徹 支局を爆破するという脅迫電話がかかり記者の「私」は事件の渦中に巻きこまれる。ミス国際親善をめぐり、自殺した女と事件の真相とは。“天使”の実像を追求するハードボイルド連作。表題作他7編収録。 550円 犯罪ストリート 三好徹 二千万円の金が入った買物袋を拾った警察官。完全に隠し通せるはずが……。(悪徳警官) 自分とは関係のないところでもてあそばれる結果となったひとりの女の運命。(空白の肖像) 虚実が錯綜した中でうごめくルポライターの生態。(重層軌道) など、ふとしたことから罠に落ち、深みにはまる男と女の人生を、鋭く抉るクライム・ノベル、6編を収録。 440円 妖婦の伝説 三好徹 役者と謀って男を毒殺し、「夜嵐」の異名をとった原田きぬ、古着屋を殺し、大金を奪った高橋お伝、大逆事件で幸徳秋水らと共に逮捕された菅野すが子。毒婦、悪女、妖婦などと決めつけられた美貌の女たち。本当に彼女たちが悪かったのか? 偏見に立ち向かい、文明開化期の影の部分を鮮やかに浮かび上がらせる連作。 440円 汚れた天使 三好徹 <私>は大新聞社の横浜支局詰め記者。三十半ばを過ぎて独身。仕事はできるがちょっとニヒルな一匹狼。事件の取材で出会った女たちには、さまざまな<天使>の素顔がある……。表題作ほか6編収録。 550円 狙撃者たちの夏 サミット・コンフィデンシャル 三好徹 チタニウム合金製の特殊アーミーライフルを前にしたふたりの男。交渉の報酬は一万ドル。仕事の内容は、銃の改造である。折りしもゲリラテロの頻発する不穏な世界情勢下、東京では先進国首脳会議(サミット)開催に向けて、アリ一匹這い入るすきもない厳重な警戒網が張りめぐらされた。だが、圧力をかける警察と取材陣とのもみあいが続く中、その網の目をくぐって、アメリカからの侵入をこころみる男の鞄には、件の銃が仕込まれていた……。鮮烈な刺激に満ちたサスペンス長篇。 440円 12 TOP 電子書籍(本・小説) 三好徹 2ページ目