中里融司 39件 人気順 新着順 戦国覇王伝2 北の関ヶ原 中里融司 関ヶ原の合戦後、妖童秀頼の出現により、徳川家康は蟄居を命じられた。翌年の年明け、会津に座す上杉景勝が、旧領を復するべく春日山城を急襲する。家康は大坂方に計らず、独断で結城秀康を先鋒とする討伐軍を起こした。しかしその行く手には、表裏比興の風聞も憚らず、景勝と同盟を結んだ伊達政宗の罠が待ち受けていた。新たなる乱世を迎えた大八州の勢力地図は、いま大きく塗りかえられようとしている。 880円 戦国覇王伝3 乱刃 信州戦線 中里融司 徳川家康による隣国切り取りの血祭りに上げられた佐竹氏を救出すべく、伊達政宗は援軍を派遣した。鹿島沖で徳川と伊達の水軍が、壮絶な砲撃戦を繰り広げる。本格的に天下取りへと乗り出した家康は、大坂方と奥州・会津の連結を防ぐため、信州侵攻を開始した。上田城に拠り、籠城戦の構えを採る真田昌幸。城攻めは不得手と評される家康であるが、堅城の攻略に勝算はあるのか? そして、戦乱の風雲は九州へも及ぶ! 880円 戦国覇王伝4 西海の猛虎 中里融司 妖童:豊臣秀頼の出現により再び巻き起こった乱世の風雲は、九州へも波及した。慶長六年九月、島津家の呪詛にかけられ、秀頼が意識不明に陥る。豊臣家指示する加藤清正、黒田如水らは、日向、肥後に軍を進めた島津を討伐すべく兵をあげた。一方、伊達政宗は、難破したイスパニア船から石火矢と西洋の戦術を手に入れ、新たなる野望に燃えていた。徳川か、豊臣か。あるいは第三の天下人が現れるのか?戦国の世はますます混迷の度合いを増していく! 880円 戦国覇王伝5 北辺の守護神 中里融司 徳川家康に使嗾された最上義光は、豊臣方である小野寺義道の居城・横手城を攻めた。これを奥州統一の好機と捉えた伊達政宗のもとに、上田城陥落後ゲリラ化していた真田信繁が、幸村と名乗りを変えて馳せ参じた。強力な助っ人を得て欣喜雀躍する政宗は、伯父である義光を討つべく北上を開始する。だが、政宗の唯一の泣き所ともいえる実母・保春院が人質にとられている。保春院救出に向けて、死闘を繰り広げる紅脛巾対最上乱波。政宗の編み出した新たな陣形は、果たして出羽の強豪を破れるのか? 880円 戦国覇王伝6 東海道の荒武者 中里融司 乱世の再来は、公家達の間にも嵐を巻き起こした。京洛では、徳川方につくか豊臣方につくか、百鬼夜行さながらの密談が繰り広げられる。右大臣就任の御礼言上という名目で馬揃えを行い、軍事示威行動をとる豊臣秀頼。天下への野望を剥き出しにした徳川家康は、東海道における上方の防衛拠点である清洲城攻略に取りかかった。後詰めに向かおうとする秀頼であるが、家康派公家たちの圧力により、弓矢停止の詔勅が出され、援軍を断念せざるを得なくなる。窮地に立たされた清洲城主・福島正則の命運は? 880円 戦国覇王伝7 鹿角の軍神 中里融司 豊臣家の宗主・秀頼が、絶体絶命の窮地に陥った清洲城の掛け替えのない忠臣・福島正則を救出するため、危険を省みずわずかな兵力で出陣した。果たして、秀頼は無事に大坂へ戻れるのか?一方、家康は伊達政宗の本拠地・奥州へと兵を挙げる。その先鋒は、徳川四天王がひとり本多忠勝。鹿角の軍神を迎え撃ち、政宗に運命の戦いが迫る! 880円 戦国覇王伝8 仙道の火祭り 中里融司 徳川家康は、奥州の石森城をカルバリン砲をもって力攻めする。政宗は兵を退き、家康との決戦を仙台城に移すことを決定する。家康は、伊達家の本拠地まで侵攻するが、そこには政宗の巡らした秘策が待ち受けていた。一方、清洲城に駐屯していた秀忠が、父・家康への不信感から妄動し、軽はずみな行動を起こしてしまう。再度の乱世はもはや人智及ばず、とてつもない渦の中に呑み込まれようとしていた。 880円 戦国覇王伝9 龍神たちの宴 中里融司 仙台城を包囲され、空前の火力によって砲撃を受けた政宗は、カノン砲を仙台城に設置し、家康のカルバリン砲を鎧井楼ごと打ち崩すが籠城戦はしばし膠着状態が続いた。やがて、優勢にあった家康の軍陣に、凶報がもたらされる。清洲城にあった秀忠が、勝手に上方へと軍を駐留させ、そのため京の風紀は乱れ、町人から徳川軍への怨嗟の声があがり始めたというのだ。動揺の走る徳川軍に、政宗の常識を覆す一撃が襲いかかった! 880円 戦国覇王伝10 乱世終焉 中里融司 豊臣秀頼の仕掛けた罠に填まり、徳川軍は賊軍の烙印を押される。徳川家康は関東平野で決戦を行うため、すべての防衛線を放棄して関東に集結するよう命令。そして奥州の雄・伊達政宗は、上杉、佐竹、南部と合流し、家康との決戦へ向かった。政宗の後詰めのため、箱根の関を突破する豊臣秀頼軍。未曾有の大決戦を経て、日の本に新たな歴史が生まれる。戦国シミュレーションの傑作、ここに堂々完結! 880円 東の太陽 西の鷲 (2) 中里融司 大英帝国航空決戦は、レーダー網による防衛システムに、ドイツ空軍が苦戦を強いられていた。しかし、北極海を踏破してきた日本海軍空母からの零戦乱入により、レーダー網は破られ、ドーバー海峡の制空権は日本・ドイツ連合軍の手に渡った。イギリス海軍は、ノルウェー沖にいる日本艦隊を撃滅すべく、七つの海を制した大艦隊を出動させる。迎え撃つ聯合艦隊。『鷲と太陽』の作戦は、戦艦同士の壮絶な殴り合いでクライマックスを迎えようとしていた。 836円 東の太陽 西の鷲 (3) 中里融司 イギリス本土の陥落により、アメリカは二正面作戦を強いられることになった。ローズベルト大統領は謀略をめぐらし、日本へ宣戦を布告する。キンメル大将率いる太平洋艦隊は真珠湾を出港し、日本海軍をトラックへ封じ込めるべく、中部太平洋へと針路を向けた。大村益次郎以来、対アメリカ戦略を練ってきた日本海軍は『暁のZ作戦』を発動し、聯合艦隊を南下させた。いま、蒼海を朱に染め、敵の姿を見ることなく戦う、新時代の海戦の幕が上がる! 836円 東の太陽 西の鷲 (4) 中里融司 聯合艦隊は、強大を誇るアメリカ太平洋艦隊を打ち破り、太平洋の覇権地図を塗りかえた。南方作戦において、怒濤のごとき快進撃を続ける日本陸軍。統合戦略本部は、第2段階作戦であるハワイ攻略作戦を発動させた。空母を中心とする第1機動艦隊が最強戦艦・大和を護衛にハワイへ向けて出港する。そして、今まで秘匿されていた第7艦隊の複合型飛行船が、対空砲火のとどかない高高度からの爆撃を可能にした。太平洋最大の要衝を日本は攻略できるか!? 836円 東の太陽 西の鷲 (5) 中里融司 日本軍の快進撃が続くなか、後に「第二次大戦の総取り替え」と呼ばれる大異変が起きた。イギリスが枢軸側に、ソビエトが連合側に寝返り、属する陣営を変えたのだ。日本軍はハワイを占領し、米本土爆撃への橋頭堡をつかむが、緻密に組み上げられた戦略も、徐々にその歯車を狂わせ始める。偽の情報に躍らされ、独断でサンフランシスコ攻撃に向かう第二一軍。その援護を行わざるを得なくなった二航戦の行く手に、周到な米軍の罠が張り巡らされていた。 836円 東の太陽 西の鷲 (6) 中里融司 壊乱状態に陥った陸軍第二一軍の撤退を助けるべく急派された第二航空戦隊は、米陸軍機と艦載機の挟撃を受け、開戦以来はじめての大打撃をこうむる。が、それは幸いにも、ハワイを攻略し、太平洋の制海権を握った日本軍の作戦には影響を来たしはしなかった。しかし、国力に劣る日本は、アメリカが軍備を充実させるまえに、アメリカの生産拠点を潰さなければならない。日米開戦から三年目、日本軍はその総力を結集して、アメリカ西海岸上陸作戦を開始した! 836円 東の太陽 西の鷲 (7) 中里融司 アメリカ西海岸攻略に成功した日本軍は、同盟国イギリス・ドイツの技術援助を得て、着々と新型兵器を開発していく。一方組織面においても、新たなる戦略航空艦隊が創設された。その司令長官に就任したのは、狂信的な戦略爆撃思想をもつ武部鷹雄大将である。占領したサクラメント基地から、爆撃機の群れが轟音を轟かせ、中央部工業地帯を目指して飛び立っていった。史上初、合衆国の大空を日本の重爆連合が覆う! 836円 東の太陽 西の鷲 (8) 中里融司 日米開戦3年目を迎え、日本軍はアメリカ本土空襲を成し遂げた。自国の首都を空襲され、怒り心頭に発したフランクリン・ローズベルト大統領は、日本への大反攻を決意する。対する日本海軍は、史上空前の空母戦力を揃え、帝国の命運を賭けて南海の波を踏み渡った。日本の総力を結集した大艦隊は、期せずして日米大艦巨砲の激突を生もうとしていた。大和が、武蔵が、そして超々大和型戦艦・尾張が、最後の雄叫びを放つ! 836円 東の太陽 西の鷲 (9) 中里融司 史上空前の空母戦力を備えた日米両軍は、錯誤と誤認を重ねた末に、いきなり戦艦の砲戦距離で互いの姿を捉え、望まずも大艦巨砲の砲撃戦に突入してしまった。死闘につぐ死闘で喪われてゆく、艨艟の群れ。戦場から遠い帝都・東京では、内なる災いが降りかかろうとしていた。軍内部に巣くう不満分子たちによる、クーデターの勃発である。東太平洋を血に染める決戦の行方は?すべての戦力を出し尽くした日本は、アメリカを交渉の場に引きずり出すことができるのか? 836円 東の太陽 西の鷲 (10) 中里融司 東太平洋にて生起した史上空前の海空戦は、日米両軍の海上戦力を擦り潰した。果てしなく繰り広げられる日米本土への爆撃が、数多の民間人を犠牲にしていく。原子爆弾が開発され、ニュー・メキシコで禍々しい茸雲が噴き上がった。その情報を得た日本軍は、本土への原爆投下を阻止するため、永久氷海を渡った砕氷戦艦『樺太』を、南太平洋へと向かわせる。講和へと向けて動き出す統合戦略本部。人類は、もっとも愚かな選択を回避すべく、新たな一歩を踏み出そうとしていた。 836円 東の太陽 西の鷲 (1) 中里融司 対米決戦避けがたし!日本初の元帥となった大村益次郎の遺言のもと、日本政府と軍は一丸となり、来るべき対米戦争へ向けての準備を進めていく。日本海軍はドイツの開戦に合わせ、北極海踏破を可能とする砕氷空母を建造し、まずはアメリカの巨大な橋頭堡・イギリスを討つべく、“大英帝国殴り込み艦隊”を出撃させた。両大洋を股にかけて繰り広げられる大日本帝国の壮大な戦略が、いま始動する! 836円 12 TOP 電子書籍(本・小説) 中里融司 2ページ目