谷甲州 15件 人気順 新着順 ヤマケイ文庫 白き嶺の男 谷甲州 山岳会の新人山行として冬の八ヶ岳縦走に参加した加藤武郎。山岳会の常識にとらわれない彼の行動に、リーダーは戸惑い、怒りを覚えるが、その夜、猛吹雪がふたりを襲う--(白き嶺の男)。 『新編 単独行』から『単独行者(ルビ・アラインゲンガー)』に連なる不世出の登山家・加藤文太郎(1905年~1936年)の魂を継いで、南アルプスの渓谷や冬の北アルプス・滝谷、そしてヒマラヤの高峰を舞台に谷甲州が描く「もう一人の加藤の物語」。 1996年度新田次郎文学賞受賞作。 ●白き嶺の男 ●沢の音 ●ラッセル ●アタック ●頂稜(スカイライン) ●七ッ針-山岳ホラー ●ヤマケイ文庫版あとがき(13頁) ※八ヶ岳、滝谷が舞台の「白き嶺の男」「ラッセル」については地図を追加。 704円 星を創る者たち 谷甲州 どんな危機でも知恵と勇気で乗り越える、現場で活躍するヒーローたち。宇宙土木SFとして名高い太陽系開拓史。驚愕の大どんでん返しが待つ最終話で、第四十五回星雲賞日本短編部門を受賞。 968円 エミリーの記憶 谷甲州 ジョイン・カクテルとは、記憶や感覚を共有しながらのセックスが可能になる飲み物だ。エミリーという少女とプレイし、彼女の記憶をのぞいてしまった男の心情を描いた表題作、敵の心を読むことのできる特殊技能兵が、戦場でサイコティックな恐怖を体験する「逝きし者」、戦闘訓練シミュレータに入っていた警官の不可解な死の謎にせまる「過去を殺した男」など、人間の記憶と意識のありようを鋭く描き出した物語、全14篇。 770円 エリコ(上) 谷甲州 22世紀。無国籍都市・大阪。美貌の高級娼婦、北沢エリコの身辺にせまる奇怪な陰謀の影に潜むものは? 生物工学の先端技術による改造人間やクローンや疑似人格までが入り乱れ、謎が謎を呼び、猥雑と戦慄がからみあう、嗜虐と倒錯の近未来バイオサスペンス。 726円 エリコ(下) 谷甲州 警視庁刑事、愛甲ヨハネは、エリコの遺伝子情報について、彼女に衝撃的な事実を告げる。しかし黒幇の奸計にはまり、上海へと拉致されたエリコを待ち受けていたのは、黒幇の大幹部ラオタイ・ローとそのクローンであるワイレンという男だった。自分の遺伝子情報を盗んだ男を突き止めたエリコは、すべての背後で国家レベルの遺伝子変換プロジェクトが極秘に進行していることを知る。その真相を探るべくエリコは行動を起こすが。 726円 ジャンキー・ジャンクション 谷甲州 登山家、筧井宏はネパールの山中で得体の知れない男、デヴィッド・マクスウェルと出会い、彼の予言めいた言葉に導かれるように、ヒマラヤ国際登山隊に加わることになる。他のメンバーは、日本人女性の加藤由紀と、イギリス人男性のジョージ・フェアリングとデニス・ワーウィック。しかしこの登山隊内には最初から不可解な軋轢が見え隠れしていた。クライマーたちが過酷な状況で遭遇した幻想と狂気を描く迫力の山岳小説。 616円 天を越える旅人 谷甲州 チベットの少年僧ミグマは、くりかえし不思議な夢を見た。雪山の頂で死を待つ夢だ。それが自分の前世の姿かもしれないと高僧から告げられ、ミグマは遙かな過去をさぐる旅に出る。やがて、前世がシェルパであったことを知った彼は、この世界の秘密が隠された曼陀羅へと導かれていくが――輪廻とは? 情報とは? 宇宙とは? 壮大な物語のなかを主人公とともに彷徨う間に、新しい世界観が目の前にひらけていく山岳幻想巨篇。 770円 遙かなり神々の座 谷甲州 マナスル登頂を目指す登山隊の隊長になってくれ、さもなくば――得体の知れない男から脅迫され、登山家の滝沢はやむなく仕事を請け負った。が、出発した登山隊はどこか不自然だった。実は彼らは偽装したチベット・ゲリラの部隊だったのだ。しかも部隊の全員が銃で武装している。彼らの真の目的は何なのか。厳寒のヒマラヤを舞台に展開する陰謀、裏切り、そして壮絶な逃避行――迫真の筆致で描く、山岳冒険小説の傑作。 847円 パンドラ1 谷甲州 動物生態学者・朝倉は、ハヤブサ科の鳥、チョウゲンボウの群れの渡りを追跡している際に、通常ありえない高度を飛翔ルートに取る異常行動を観測した。朝倉は、このことからある仮説を導きだし、その仮説を裏づけるような異変が報告されはじめる。それは単なる動物の異常行動ではなく、地球の命運を左右する凶変の始まりにすぎなかった。人類の生存を賭けた熾烈な戦いを描いて、人間存在の根源に迫る、究極のハードSF! 671円 パンドラ2 谷甲州 NASAに勤務する朝倉の友人・辻井汐美は、射手座流星群の一部が衝突して被害を受けた国際宇宙ステーションを訪れた。汐美はそこで、凶暴化したラットが脱走し、乗員を殺して地球へ降下したことを知る。ラットが降下したオーストラリアの北東岸の珊瑚礁では環境異変が進行していた。異変は海を伝わって広がり地球規模へと拡大してゆく。人類が直面するいまだかつてない戦いをもたらしたものの正体とは? 671円 パンドラ3 谷甲州 地球規模の環境異変に対して、科学者たちは、未発見の彗星パンドラからもたらされたものであり、その目的は、最終的に地球をパンドラ化することにあるとの仮説を打ち出した。それは、この異変が外宇宙からの侵略であり、行き着くところは人類の滅亡であるとの予言に等しかった。そしてついに地球に接近する、彗星パンドラが発見され、仮説は真実となる。各国連携のもと、宇宙戦闘を想定したパンドラ探査計画が発動した! 671円 パンドラ4 谷甲州 地球周回軌道上で始まった宇宙機の建造は、宇宙機同士の事故と各国間の軋轢から工程が遅れ、計画の変更を余儀なくされたため、第一次探査は日本の宇宙機「きりしま」が担うことになる。異変の最初期からの観察者である朝倉はこれに乗り組むことになった。人類の存亡にかかわる戦いを、科学、政治、哲学等、あらゆる事象を取り入れて描き出し、地球の未来のありかたを問う、黙示録的ハードSF巨篇、完結! 671円 星空の二人 谷甲州 深宇宙で作業に取りくむ男性航宙士と情報プールを介して出会った女性航宙士との、時空を超えた切ない心の交流に魂が揺さぶられる書き下ろし表題作をはじめ、異星生命体とのさまざまな遭遇を描く「緑の星」「星の夢に」「彷徨える星」「繁殖」、破天荒な宇宙論SF「五六億七千万年の二日酔い」「スペース・ストーカー」、航空宇宙軍史初期作品を全面改稿した「ガネッシュとバイラブ」、ロマンチックでハードな宇宙SF全8篇を収録。 671円 ヤマケイ文庫 単独行者 新・加藤文太郎伝上 谷甲州 構想35年。ヒマラヤ登山の経験を持つ作家・谷甲州が、史実を基に伝説の登山家・加藤文太郎を描ききった長編山岳小説の上巻。 雪山登山がまだ一般的でなかった昭和初期の時代に、案内人も雇わず、ただ独り雪の北アルプスを駆け抜けて風雪の北鎌尾根に消えてしまった加藤文太郎の生涯がリアルに浮かび上がる。 加藤の遺稿集『単独行』を徹底的に分析し、独自の解釈によって生み出された文太郎像は、新田次郎の『孤高の人』とはちがったキャラクター設定となっていて興味深い。 836円 ヤマケイ文庫 単独行者 新・加藤文太郎伝下 谷甲州 構想35年。ヒマラヤ登山の経験を持つ作家・谷甲州が、史実を基に伝説の登山家・加藤文太郎を描ききった長編山岳小説の下巻。 雪山登山がまだ一般的でなかった昭和初期の時代に、案内人も雇わず、ただ独り雪の北アルプスを駆け抜けて風雪の北鎌尾根に消えてしまった加藤文太郎の生涯がリアルに浮かび上がる。 加藤の遺稿集『単独行』を徹底的に分析し、独自の解釈によって生み出された文太郎像は、新田次郎の『孤高の人』とはちがったキャラクター設定となっていて興味深い。 792円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 谷甲州