誉田龍一 36件 人気順 新着順 大目付光三郎 殿様召捕り候 誉田龍一 老中から町奉行所の同心まで、江戸幕府の職制には数あれど、一番怖い権力を持つもの──それが高級旗本「大目付」であった。なにしろ、自分より禄高が上の大名を監察するだけでなく、その気になれば、将軍直訴という特権を使って、老中の首さえも飛ばすことができたのだ。そんなおっかない役職に、若き正義漢、朽木隼人正頼光が着任する。彼は下城すると、無役小普請組“光三郎”に変身して町を徘徊。世継ぎ騒動、抜け荷、家老の謀反などなど、諸大名の噂や情報を収集し、お殿様たちの不正、腐敗を容赦なく暴いていった。だがその行く手に、本人も真っ青になる大物の陰謀が明らかに!大目付光三郎、果たしてどうする!!頭が高いお大名たちを捕縛する、斬新な捕物シリーズ、いざ開幕! 722円 大目付光三郎 殿様召捕り候 暗殺 誉田龍一 深川の湯屋に三日にあけずやって来ては、ただ酒を呑んでいる男。旗本とは言っても、周りは彼のことを、どうせ無役小普請組で毎日ぶらぶらしていると思っている。が、この光三郎、実は……本名を朽木隼人正三郎頼光といい、上様から大目付職を拝命する高級旗本であった!大目付のお役目は恐れ多くも、大名や高家など、いわゆる殿様と呼ばれるお偉方を監視、取り締まること。ある日、凶悪な火附盗賊の現場に尾張藩支藩の大名火消しが出張ってくることが判明するや、即座に光三郎も探索に加担する。そして、この一件が尾張六十万石の存続をも揺るがす“大事件”の火種であったこと突き止め、ついに──!?ますます好調! 正義の大目付に殿様たちが怯える大好評第二弾!! 715円 大目付光三郎 殿様召捕り候 刺客 誉田龍一 旗本である朽木隼人正三郎頼光、通称、光三郎は、いつものように深川の湯屋の二階で酒を呑んでいた。そんなお気楽な姿を見て、周囲はみな無役で暇な役人だと思っている。ところがその正体たるや、恐れ多くも自分より石高の高い大名を取り締まる、大目付職に就く男であった。本当は誠におっかない存在の光三郎が、今日もあらゆる難事を追う──!近頃、江戸の町々で器量良しの娘たちが神隠しに遭うという噂が立った。この怪事件に大名が関わっていると睨んだ光三郎は探索を開始。ついにある公家と京都町奉行の悪巧みを掴む。だがその裏には、幕閣をも揺るがしかねない野心が……。将軍のおん為、光三郎の奮闘が始まる!上様に代わって邪なお殿様を捕縛する大捕物シリーズ、好評第三弾! 726円 大目付光三郎 殿様召捕り候 謀反 誉田龍一 おなじみの湯屋の二階でいつも酒を呑んでいるご存知、朽木光三郎。酒をくらうその姿を見て、誰もが無役小普請組で、ぶらぶら遊んでいるのだと思っていた。だがこの男、実は将軍様より大目付職を拝命しており、監視、取り締まりの対象であった大名や高家などの偉い方々の噂や情報を市井で収集する、誠におっかない高級旗本なのであった。そんな光三郎が、西国大名たちの不穏な陰謀を耳にする。武家の娘が拐かされた事件の背後に、阿片、さらに鉄砲の抜け荷が明らかになったのだ。お上に矢を向けているとしか思えない悪行の数々……。十代将軍・徳川家治より厚い信頼を受けている光三郎、果たして幕政の安泰、そして上様の命を守り抜くことができるのか!好評シリーズ、第四弾!! 737円 大目付光三郎 殿様召捕り候 騒動 誉田龍一 人はまったく見かけによらないものである。朽木光三郎は、いつも湯屋の二階で酒を呑んでいて、周囲に無役の旗本だとばかり思われていた。が、実は大名、高家などの、いわゆるお殿さまを監視して、その不正を取り締まる大目付職を将軍から拝命している、おっかない男であった。その光三郎が、将軍が放ったお庭番三人が帰ってこないことを知る。しかも彼らが送り込まれた先は、日本最大の大大名、加賀前田藩であった!事は重大なれど、相手が相手だけに、戦々恐々とする幕閣たち……。だが光三郎は、上様直々の探索命令に忠実に従い、下屋敷や蔵屋敷に潜入、本家も分家も巻き込んだ恐るべき騒動の実態を掴む。ついに、百万石の太守捕縛へ向かうのか!人気シリーズ、波乱の第五弾!! 715円 お裁き将軍 天下吟味 公事上聴 誉田龍一 「これにて、一件落着」──北町奉行・遠山景元が発しようとした時、将軍がいる御簾の内から、その声を遮る咳払いが聞こえる。ここは江戸城吹上御庭。将軍が裁判を上覧する「公事上聴」が行われていた。十二代将軍・徳川家慶は、殊にこの行事に関心を持ち、裁きに不信を抱いた折などは、こうして自ら裁定に待ったをかけたのであった。庶民の冤罪の疑いを晴らし、その命を守ることこそ将軍の使命と心得る家慶はしばしば、遠山と密かに町に出て事件を追うことに。遊び人の慶次郎と金次に扮したふたりは、冴える推理を駆使して調べ直しを行い、真相の究明に挑む。何人(なんびと)も逆らえぬ天下人の裁き、その驚きの結末に一同が唸る、痛快時代小説の決定版、ついにシリーズ開幕! 715円 お裁き将軍 天下吟味 幽霊退治 誉田龍一 「北町奉行~、遠山左衛門尉様、御出座ぁ~」──今日も奉行自らが裁く公事が開かれようとしていた。ただしここは、奉行所ではなく江戸城の吹上御庭である。これは、将軍が公事を御覧になる「公事上聴」と呼ばれる行事であったが、当代の徳川家慶は殊の外これに関心を示し、吟味に不満があれば、必ず口出しをして遠山を困らせていた。そしてこの日も例外ではなかった。妖怪が店に押し入ったとの判例であったが、家慶はすぐに看破。見事な種明かしをする。だが、続けて不可解な殺しが起きる。目撃者が下手人は幽霊だというのだ。江戸を震撼させる大店の奇怪な事件……。町で真相を追う家慶と遠山の相棒はその種を明かせるのか!将軍が天の裁きを下す評判作、待望の第二弾!! 715円 将軍を蹴った男 松平清武 江戸改革記 誉田龍一 武士の棟梁・将軍位をめぐる継承争いは、武家政権の宿命とも言えたが、この最高の名誉を放棄した奇特な?人物もいた。三代家光の直系で六代家宣の実弟であり、七代家継の叔父にあたる男、上州館林藩主・松平清武であった。清武は次代将軍就任を懇願されながら、庶民の目線第一という姿勢を頑に貫き通し、長屋住まいを願い出たのである。そんな人柄と才を見抜いたのは、八代将軍となった吉宗であった。清武は、北町奉行の任に就いた大岡忠相とともに、強引に政の補佐役とされ、町中から世直しに尽力。制度の制定や小石川養生所の設立など、おなじみの改革を陰から推進する。享保の悪を斬る義の剣が、新しい世を築いてゆく──熱き殿さまの躍動を描く評判シリーズ、第二弾! 715円 将軍を蹴った男 松平清武江戸奮闘記 誉田龍一 征夷大将軍──幕府の長であるこの将軍は、全国の武士を従える棟梁でもあった。よって、この位をめぐり徳川家では度々、権力争いが起きている。だが、次期将軍の第一候補者でありながら、権利をあっさりと放棄した人物も実在した。上州館林藩主松平清武、その人である。清武は、三代家光の孫にして六代家宣の実弟という血筋。いわゆる直系男子であった。が、七代家継が危篤に陥った折、年齢や藩政の実績を理由に将軍就任を拒み続ける。これには、清武の真意があった。城に居ては庶民の目線を失う。長屋に暮らしながら悪人退治をしたかったのである。紀州から迎えた八代吉宗を市中から支え、享保の改革の片棒を担いだ清武……。熱く、波乱に満ちたその活躍を描く、期待の新シリーズ! 715円 殿さま同心 天下御免 誉田龍一 「同心は直参で御目見得以下、あなた様が就く御役目にあらず」──北町奉行遠山景元は甚だ困惑していた。それもそのはず、同心職を所望しに来て対座しているのは、上総国美山藩七万五千石、十二代藩主、弓座上総介右京であったからである。十二代将軍家慶とも縁が深い譜代大名の名門が、一体なぜ? 町奉行の苦悩は深まるばかりであった。実は右京は、理不尽を正そうとしていた。町方同心は寺社や武家に手が出せず、捜索には届けが必要などの不条理がある。それが凶悪犯を逃亡させるという悲運に遭い、掟を改善したくなったのだ。かくして前代未聞の別儀同心が誕生。大名の特権にて届けは後回し!どこに逃げられても追捕あるのみという、型破りな殿さまの痛快シリーズ、ここに開幕!! 715円 殿さま同心 天下御免 上様襲撃 誉田龍一 与力、同心の屋敷が並ぶ八丁堀に、ひとり風変わりな男がいた。別儀同心、弓座右京──。実は彼は、上総国美山藩七万五千石の藩主で、歴とした殿さまであった。だが、幼馴染みの両親が殺された事件に遭遇。寺に逃げ込んだ下手人を、支配違いだ、許しを得てからなどと町方が騒いでいるうちに取り逃がしたのを見て、正義漢の強い右京は、北町奉行・遠山景元の計らいで同心となり、その不条理を正そうとしていた。そんな右京を震撼させる噂が飛び込んだ。上様の命が狙われている、というのだ。急ぎ寺社奉行と城内の将軍の元へ“。殿さま同心”ならではの特権を活かす右京、果たして命より大事なお方を守り通せるのか!立ち入り自由自在、届け出後回しの別儀同心、今回の活躍やいかに!! 715円 殿さま同心 天下御免 旗本殺し 誉田龍一 町方同心は、江戸の治安維持に努めていたが、その捜索範囲は町人地に限られている。よって、武家地や寺社地への立ち入りには許可が必要で、大方の町方はそこへ踏み込むことを諦めていた。だが、一瞬 の躊躇が下手人の取り逃がしに繋がり、その不条理を嘆いていた者がいたことも確かだった。北町奉行所別儀同心、弓座右京もその一人。ただし、右京は嘆くだけでなく、大胆に行動に移す。なぜなら彼の正体は上総国美山藩七万五千石、十二代藩主という歴とした大名で、お奉行から、届け出不要、立ち入り自由という特権を与えられていたからである。慣例を破り、理不尽を正すために同心になったお殿さまが、今日も意気揚々と天下御免の捜索を行う斬新シリーズ、第二弾! 715円 殿さま同心 天下御免 奉行暗殺 誉田龍一 日本橋の煮売り屋の縁台に腰を掛け、岡っ引きの報告に耳を傾けるひとりの同心──。見るから一介の町方だが、弓座右京を名乗るこの男、実は上総国美山藩七万五千石、十二代藩主という大身であった!かつて右京は、町方同心が支配違いで寺社地に立ち入れず、下手人を取り逃がす場面を目撃し、その不条理を正そうと北町奉行に頼み込んで、自ら同心となったのである。かくして、捜索の届け出不要、どこにでも立ち入り自由という特権を与えられた別儀同心が誕生したのだった。そんな右京の前に、厄介な敵が現れた。腕っ節の強い山伏と、その裏に見え隠れする目付という権力者の影。しかも彼奴らの真の狙いはとんでもない人物の命だと判明して……。好評痛快シリーズ、第三弾! 715円 隼人始末剣 最強の本所方与力 誉田龍一 本所方与力──大川以東の区域を取り締まる特殊な与力であったが、かつてこの地を治めた本所奉行の替わりに置かれていた。よって、屋敷を置く大名家ではいざという時に備え、奉行並の威信がある与力に袖の下を渡す者も多かった。そして今、この職に就いているのが上村隼人である。彼は庶民の暮らしを第一に考え、貰った紙包みはお救い小屋に贈り、また公明正大で、大名家も畏れる存在であった。人々は、その名をとって「上さま」と呼び、殿様よりも偉い上様(将軍)になぞらえたのだ。そんな本所の上さまの耳に、炭の値が高騰しているという報せが入る。その陰には、とある藩の野心が蠢いていて……。大名、恐るるに足りず!頼もしき与力の津田助広二尺三寸五分が、いざ閃く!! 693円 隼人始末剣 最強の本所方与力 大岡暗殺 誉田龍一 本所方与力、上村隼人──。大名屋敷も多い本所や深川を取り仕切る、この地域の事実上の実力者だったが、万一に備えて袖の下を渡す大名家もあり、ここでは将軍さまのような存在であった。それゆえ人々は、その苗字も重ね合わせて、「上さま」と呼んで親しんでいた。そんな上さま、時の南町奉行で上役の大岡越前守とも昵懇の仲。執念の捜索で必ず下手人を挙げる隼人の手腕を、大岡は大いに買ってくれたのだ。その信頼する大岡が討たれた、との報せが入った。現場に駆けつける隼人。そこで驚愕の光景を目にする。果たして大物奉行を狙った黒幕とは……!? そして捜索の末、あの親藩大名の野望を知ることに!今日も凄腕与力が、津田助広二尺三寸五分を抜いて悪を滅する!! 693円 世直し将軍家治 天下成敗組、見参! 誉田龍一 「家治は余の真似をして、江戸の町に出るであろう」──八代将軍・吉宗は、孫の十代将軍の将来をこう予見していた。それには理由がある。家治は幼少より、吉宗から将軍になるための心構えを学び、ふだんの政や生活においては、その薫陶を忠実に守っていたのだ。果たして家治は、祖父の真骨頂であった町歩きを始める。やはり、予言は的中した。 お供は、来たる日のために吉宗が育て上げた裏小姓・刈谷幻之丞。さらに、町方同心・坂本辰之介や煮売り屋・お光らとの交流を通じて、家治は民の目線で幕政を見直してゆく。大名、旗本、大店……どんな大物とて悪は許さぬ! 吉宗直伝の正義の剣を振り下ろす、無敵の天下成敗組。その痛快この上ない活躍劇がいま、開幕する!! 693円 世直し将軍家治 旗本誅殺! 誉田龍一 八代将軍・吉宗はのちに十代将軍となる家治に対し、多大な期待を寄せていたという。出来うる限り直に接し、学問、剣術から書画、将棋に至るまで、さまざまな薫陶を孫に授けていった。家治もその熱意に応 える。そしてついには、祖父の真骨頂、江戸の町歩きに行き着いた。民と触れ合うことは、政の一番の糧になる、と考えたからだった。ある日、いつものように刈谷幻之丞を供に行きつけの煮売り屋「鉄」に向かった家治。だが、近くで武家が斬られるという事件が発生する。しかもこの一件、とある藩の商品専売が関わっていると推測された。ここは天下の征夷大将軍、ほうってはおけない。どんな大物が相手でも決して怯まぬ!今日も正義の剣が一閃する、好評の痛快時代活劇!! 682円 天下を駆ける 幕府転覆危機 誉田龍一 「朝廷と幕府の名を利用する悪は成敗してくれる!」──高らかに響き渡る声の主は、家斉から闇高家に任ぜられた一色彪馬であった。彪馬は将軍に、元々名門である一色家を再興し、朝廷に官位をもらった上で、江戸と京に巣食う奸計を潰して欲しいと懇願されていたのである。 江戸に戻った彪馬はすぐさま、謎の刺客の襲撃を受ける。いま彼の命を狙うと思われるのは三者。朝廷の反幕府勢力、白河藩主の松平定信、尾張藩主の徳川宗睦であった。そして、徐々に明るみになる黒幕の正体……。しかも彪馬のみならず、じつは驚くべき人物もその標的になっていたのであった! 徳川家の泰平、庶民の安寧を守るため、はばきに葵と裏菊紋が入った短刀を手に、最強の闇高家が真の悪を斬る──!! 682円 暁に奔る 御庭番闇日記 : 1 誉田龍一 若い頃に御庭番を務め、その後、箱館奉行、外国奉行、神奈川奉行を歴任、さらには万延元年に幕府の「遣米使節」の一員として小栗上野介らと共にアメリカに渡るなど、幕末を代表する旗本&外交官であった村垣範正。その範正の若き日の御庭番時代の活躍を描く、著者渾身の時代小説新シリーズ第一弾! 528円 最後の大疾走 御庭番闇日記 : 3 誉田龍一 八代将軍吉宗に供奉して紀州から江戸城に入って以来、代々御庭番を務める村垣家。その家督を継いだ範正は、将軍家斉直属の闇御庭番として江戸市中にはびこる悪を討つ――。後に奉行を歴任し、万延元年には幕府の遣米使節として海を渡った、村垣範正の若き日の活躍を描く、シリーズ第三弾にして堂々の完結編! 528円 12 TOP 電子書籍(本・小説) 誉田龍一